アカヒレの卵がせっかく孵っても、稚魚を育てることを考えなくてはなりません。

魚は特に、たくさんの卵が孵っても大きくなるのは一部ですから、1匹でも多く大きく成長させてあげたいものです。

もちろん稚魚を大きく育てるのは、たくさんの要因があると思いますが、稚魚を大きく育てるためには、餌からたくさんの栄養を補給させることも重要でしょう。

そこで、今回は、稚魚にあげる餌はどういうものがよいのか。

そもそも、稚魚の生存率ってどれくらいなのかまとめてみました。

アカヒレ 稚魚 生存率 餌

稚魚を大きくしたい!そのコツってあるの?

アカヒレの稚魚の生存率は自然繁殖の場合一握りと言われています。

やはり大きくなるのは一部のアカヒレしかいないのです。

ならば、一匹でも多く大きくして、たくさん水槽のなかを泳いでいる姿をみたいものです。

水温は、20度から25度、高くても30度くらいにして、水量は多めにしていきましょう。

成魚に食べられてしまうことや、ろ過していたら、ろ過機に吸い込まれてしまうこともあるので、よく観察していてくださいね。

孵化して間もない稚魚たちは、自分のおなかに栄養を蓄えた状態で生まれてくるので、孵化して数時間は、餌は与える必要はないでしょう。

かえってあげすぎると、水質の悪化になるので、様子を見ていきましょう。

スポンサードリンク

孵ったばかりの稚魚は何を食べているの?

孵化した稚魚は、当然親魚と同じ餌は食べられません。

では、一体何を食べて大きくなるのでしょうか?

孵化してしばらくの間、稚魚は微生物を主食として大きくなっていきます。

よって、餌としては冷凍されブロック状になっている餌用の微生物や粉末状の餌をさらにすりつぶして与えるのも良いでしょう。

また、稚魚は始めのうちにどれだけ餌を食べられるかで、生存率にも影響してくるのです。

よって、量だけの問題ではなく、食べるものの栄養素も大事なポイントとなるわけです。

与える餌として、お勧めのものは、ブラインシュリンプというエビの幼生です。

稚魚にとって、栄養価が高く、冷凍された状態でも市販されていますので、簡単に与えることができます。

なお、稚魚は大体1~1.5センチほどの大きさになると、親魚と同じ餌が食べられるようになります。

まとめ

アカヒレに限らず、卵から孵化した稚魚がみんな大人になれるわけではありません。

よって、どれだけ生き残っていけるかは、飼い主のサポート次第という事です。

もちろん、サポートしたからといって孵化した稚魚が100%大人になれるわけではないですが、それに近い状態に持っていくには、飼い主が水温や与える餌にどれだけ気遣うかがポイントになるのです。

スポンサードリンク