ルアーフィッシングが趣味である方なら、ブラックバスやブルーギルという魚の名前を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
現在ブルーギルは規制対象になっておりますが、一体どのような魚なのでしょうか?
今回は外来種の魚であるブルーギルはどんな種類なのか、また、ブルーギルの生態についてご紹介します。
外来種の魚!ブルーギルとは?
ブルーギルはスズキ目サンフィッシュ科ブルーギル属に属する淡水魚です。
原産地は北アメリカやカナダで、体長は約20cm、ブラックバスに並びルアーフィッシングで人気のある魚種です。
釣りごたえは圧倒的にブラックバスの方が人気なのだそうですが、食用としてはブラックバスより美味しいと一般的に言われており、スズキ目に属していることから身は白身で川魚特有の臭いさえ消せば塩焼きや煮付けなど、幅広い調理方法で美味しく食べられるそうです。
日本には1960年代に移入されましたが、日本に元からいる在来種の脅威となり生態系を壊す原因になってしまったため、現在では害魚として特定外来生物法で厳しく規制をされている魚種となっています。
ブルーギルの生態について
ブルーギルは流れの緩やかな川や、水の流れがほとんどない湖や沼に生息しております。
適応能力が高く、多少水質が悪くても生きていけるという丈夫さを兼ね備えています!
ブルーギルの食性は幅広く、魚の卵や稚魚、小魚や水生昆虫、水草なども食べながら生きています。
産卵時期は初夏頃、オスが水底に浅めの穴を掘り、メスが巣で産卵します。
一度に21,000~36,000個の卵を産むとされており、厳重に見張りながら稚魚を育てるため、成長のスピード自体はそう早くないにも関わらず、生存率の高さから驚異的に数を増やすことができるそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は外来種の魚であるブルーギルはどんな種類なのか、また、ブルーギルの生態についてまとめてみました。
ブルーギルの原産地は北アメリカで、体長は約20cm、適応能力が高く食性も幅広い、また、生存率の高さから驚異的に増えたため在来種を脅かす害魚として特定外来生物法で厳しく規制をされている魚種であるということがわかりました。