アイナメやアユカケといった魚はご存知でしょうか。
アイナメは北の方でドンコと呼ばれていたり、アユカケは川に生息するので、見た目が似ていると間違えるような魚になります。
でも、この3匹所属は全然違う科の魚なのです。
今回は、ドンコ、アイナメ、アユカケの違いにフォーカスを当てて違いを明確にしていきましょう。
ドンコとアイナメの違いは何だろう?
ドンコとアイナメは全然違う種類になりますが、東北で食べられているドンコ鍋というものがありますが、ドンコは淡水魚で、タラ目に所属するのがアイナメで海水魚になります。
北海道、東北に生息していて、北海道東北の方ではこのアイナメをドンコという総称で使っています。
見た目は似ても似つかない見た目をしていますし、そもそも釣れるところも違うので、二つを間違えて釣るということは無いでしょう。
ドンコとアユカケの違いは何だろう?
先ほどのアイナメという魚は、そもそも生息地域が異なっていましたがが、アユカケは川に生息する魚です。
あまり魚に詳しくない人が、ドンコとアユカケを釣ったとしたら、見た目はとても似ている2種類なので、わかりにくいかもしれません。
アユカケは、カジカ科になりますから、種類はドンコと全然違います。
見た目は全長も似ていることから、パッと見似ていますが、よくよくみると、顔の大きさがアユカケの方が大きく、体側も暗色横帯というものがあります。
アユカケは河口部で過ごします。
また、ドンコは割といろいろな地域で確認がとれますが、アユカケはというと、定常的な生息確認がとれてないのが現実です。
実は、希少な野生生物として登録されているのです。
なので、川で釣った時、見た目では似ているので判断つきにくいかもしれませんが、確率でいうちドンコの方が高いかもしれません。
まとめ
ドンコには、地方によって違う魚がドンコと呼ばれていたり、見た目はそっくりでも種類が違い、むしろ希少生物になっていたりと少し面白い魚です。
川魚のドンコは、地域によってはグズと呼ばれることもあります。
一つの名前で色々な種類になったり、七変化するドンコは、よく調べてみる価値がある川魚と言えそうです。