熱帯魚では仲良く混泳できる種類と、とにかくケンカをする種類があります。
ちいさなかわいいテトラ種といえども、ケンカが好きな種もあるので気を付けたいものです。
ダイヤモンドテトラはどんな種類の熱帯魚と混泳できるのでしょうか。
ダイヤモンドテトラとは?
ベネズエラに生息する、全身の鱗がキラキラと光る美しい熱帯魚です。
買ってきたときは小さくて灰色の地味な魚ですが、成魚になると名前通り、ダイヤモンドのようにキラキラと光ります。
キラキラと光るテトラの中には、体表につくバクテリアの作用で光るものがあるのですが、ダイヤモンドテトラの場合は特殊な鱗の形をしているので、自前で光っています。
ダイヤモンドテトラはどんな熱帯魚と混泳できるか?
ダイヤモンドテトラはテトラ種の中では体長が約6㎝ほどになるので、エンゼルフィッシュなどのやや大きめの魚との混泳が良さそうです。
エンゼルフィッシュは成魚で15㎝から20㎝ほどにもなる大型の熱帯魚です。
しかし、サイトによってはエンゼルフィッシュには水草などの逃げ場が必要とありましたので、水草の柔らかい新芽を食べてしまうダイヤモンドテトラはダメなのではないかと思いました。
エンゼルフィッシュの逃げ場には水草以外にも流木や岩などもいいようですので、レイアウト次第かもしれませんね。
熱帯魚の習性を見る
魚の習性を考えてみると、口に入るものは食べてしまうというのがあります。
肉食でなくても、口に入れば食べてしまうそうです。
メダカなども餌が豊富でないと、卵を食べてしまうのはそのような習性のためでしょうか。
ですから、混泳させるには成魚の大きさをそろえるというのが肝心のようですね。
混泳は綺麗だけれど習性をよく考えて
大きさが揃えば混泳できるかというとそうでもないようです。
食性(肉食か、草食かの違い)でも考えられますが、夜行性か昼行性かでも違ってきます。
眠っている時に同じ水槽の魚が泳ぎまわることでストレスになることがあるようです。
また、魚の性格なども影響してきます。
小さくてかわいいのに性格が攻撃的で、相手を追いかけ回すような魚と混泳するとひれがボロボロになってしまいます。
こうなると混泳というのも難しい物ですね。
ダイヤモンドテトラはキラキラと光る鱗が美しい魚ですが、新しい魚が欲しいときは、性格やら成魚になってからの大きさも考えないといけません。
まとめ
大きな水槽を優雅に泳ぐ熱帯魚の群れはとても綺麗です。
熱帯魚を飼っていると大きな水槽を手に入れたくなるでしょう。
ダイヤモンドテトラはそれほど難しい性格でもなさそうです。
たくさんの種類を入れる時は考えないといけないようですが、魚同士でも逃げ場があったりすれば成功するようです。
生き物を飼うのですから、環境を整えてやることも必要です。