ブルーギルやブラックバスという淡水魚の名前を聞いたことがありますか?

ブルーギルやブラックバスは過去に外国から移入された淡水魚ですが、日本固有の在来種を脅かし生態系を崩す存在として特定外来生物法にて無断でブルーギルやブラックバスの飼育、他の場所に放流することなど厳しく規制をされています。

イギリスや韓国では、国内に持ち込むことを禁止されているほどなのですよ!

今回はブルーギルやブラックバスが生態系にもたらす影響についてご紹介します。

ブルーギル ブラックバス 影響

ブルーギルやブラックバスの影響

ブルーギルやブラックバスの与える影響は大きく、小さい湖や沼などでは住んでいたはずのほとんどの在来種の姿が消え、ブルーギル・ブラックバス・フナなどと限られた大型の淡水魚しか見られない場所も存在するほどです。

なぜこのような状態になってしまうのかというと、ブラックバスやブルーギルの食性と大きさ、繁殖面に問題があるとされています。

ブラックバスの食性は魚中心ですが、自分の体の半分の大きさの魚程度であれば簡単に食べてしまいますし、ブルーギルは食性が広く水中にあるものほとんどを餌として食べてしまい在来種の食べる餌がなくなってしまいます。

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もうひとつの理由として繁殖があげられており、これは卵の産み方が大きく関係しているとされています。

在来種では卵は基本的に産みっぱなしで育っていきますが、外来種は卵や稚魚は親が厳重にガードしつつ育てます。

その結果、放置されている在来種の卵や稚魚は外来魚の餌となりどんどん数が減っていくことに対して、外来魚は順調に数を増やし在来種を脅かす危険となっているということに繋がっていると一般的にいわれております。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はブルーギルやブラックバスが生態系にもたらす影響についてまとめてみました。

ブルーギルやブラックバスといった外来魚は、食性と大きさ、繁殖の面で在来種と大きな違いがあるため、在来種が姿を消し外来魚が増えていくこと繋がっているということがわかりました。

ブルーギルやブラックバスが害魚と言われるのもうなずけますね。

外来生物をペットとして購入されている方もたくさんいらっしゃると思いますが、途中で飼えなくなったからと安易な考えで捨てるなんてことは絶対にしてはいけません!

ブラックバスやブルーギルの例を真摯に受け止めこれからのあり方を考えていきましょう。

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