初心者なら、絶対に間違えてしまう魚に、ラスボラエスペイとヘンゲリーがあります。
どちらも、スタイルはシャープな細長い身体をもち、お腹に黒い三味線のバチにような模様が付いております。
似ているのはスタイル、模様だけでしょうか。
飼い方、餌等についても、調べてみたいと思います。
ラスボラエスペイとヘンゲリーの違いについて
まずは、ラスボラエスペイの見た目の特徴から。
ラスボラエスペイの身体にはオレンジ色と黒っぽいラインが入り、目の上下に黒い色があることから、ネコ目に見える顔が印象的な、ラスボラの中でも高い人気を誇る熱帯魚になります。
それに比べ、ヘンゲリーは、ややシャープな顔つきで、身体の中央に入るラインの色はどちらかと言えば、オレンジよりも黄色に近い感じ、ふっくらとしたお腹の薄いブルーが涼しげな印象の魚になります。
ラスボラエスペイは、コイ目コイ科トリゴノスティグマ属に分類され、原産地はタイ、カンボジアになります。
最大4センチ、寿命は3~5年、上層から中層で泳ぐ習性をもちます。
ヘンゲリーの原産地はスマトラ島、ボルネオ島。
最大4センチ、分類はラスボラエスペイと同じくコイ目コイ科トリゴノスティグマ属となっております。
では、続いて、似ている箇所を。
どちらも水槽の中では、上層から中層で泳ぎ、数匹以上入れておけば、群をつくって泳ぎます。
どちらも性質は大人しく、混泳も難しくありません。
ちなみに、水槽内の温度はどちらも22~28℃設定、水質は弱酸性から中性、餌は、人工飼料と生餌になります。
最後に、繁殖に関してですが、どちらも難しいとされておりますが、それは、他の熱帯魚のように、頻繁に産卵するタイプではないからになります。
繁殖活動を促すには、水質を弱酸性よりに、水槽にフタをする等をして、薄暗い環境を整えてあげることになります。
まとめ
ラスボラエスペイとヘンゲリーを見た目で比べる時は、黒いバチ模様に注目しましょう。
ラスボラエスペイの黒いバチ模様よりも、ヘンゲリーのバチ模様がやや細く、尾びれまで続く黄色と黒のくっきりとしたラインで、簡単に見分けることができるとのことです。