ミクロラスボラハナビを飼うと、繁殖させてみたいと思う人も少なくありません。
が、初めて繁殖させる場合、どのように行えば良いのでしょうか。
また、繁殖に向けて、水温、水質、餌等、どのように気をつければ良いのでしょうか。
ミクロラスボラハナビの繁殖について!
ミクロラスボラハナビのオス、メスの判別は、そう難しくありません。
成魚になりますと、オスは徐々に尾びれや背びれに鮮やかなオレンジの色が入り始めますが、メスは、オスほどの鮮やかな色はなく、どちらかと言えば、地味な印象になります。
判別しにくい魚に比べますと、判別しやすい分類に入りますので、初めての方でも間違える心配はありません。
まずは、オス、メスを区別し、繁殖に向けて、準備を行いましょう。
続いて、水質、水温についてですが、PHは6.5~7.5、水温は26℃前後で設定し、できれば、ウィローモス等の水草を入れておいてあげましょう。
餌は普段通りでも、まったく問題ありません。
あるショップでは、冷凍赤虫、ブラインシュリンプを与えておりました。
そこに設置された水槽内ではレッドラムズホーンと混泳させておりましたが、ミクロラスボラハナビが食べきれなかった餌をレッドラムズホーンに食べてもらうためだそうです。
ですが、レッドラムズホーンは、卵を食べてしまう恐れがあります。
ミクロラスボラハナビの産卵前後には、別の水槽に隔離することをおすすめします。
ちなみに、ミクロラスボラハナビが産卵する場所は、ウィローモス等の水草になります。
お腹の膨らみが消えたら、まずは、水草を確認してください。
ミクロラスボラハナビは、一度にたくさんの卵を産む魚ではありません。
長い時間をかけて、少量の卵を少しずつ産み落とすタイプの魚になりますので、焦らず、見守ってあげましょう。
暫くすると、小さく可愛い、まだ透明色の細長いスタイルですが、水槽の下の方で、じっとしている稚魚を発見することができます。
まとめ
ミクロラスボラハナビを繁殖させる時は、水温、水質のチェックを行い、産卵場所となる水草を入れることを忘れないようにしましょう。
産卵を終えたころを見計らい、水の交換を行うこともお忘れなく。