水槽内のコケの掃除薬としてオトシンクルスとプレコを補助的に飼育しようと思っている方も多いでしょう。
どちらも意外と大食漢で多くの餌を必要とする種類です。
では、コケ対策としてはどちらがいいのでしょうか。
この記事では、オトシンクルスとプレコの違いや混泳方法についてまとめました。
オトシンクルスとプレコの違い
オトシンクルスとプレコは、どちらも同じナマズ目の仲間です。
体の大きさは種類にもよりますが、プレコのほうが大きめです。
オトシンクルスもプレコもコケを食べますが、餌は、コケだけでは栄養不足になることと、コケを食べつくしたときの場合を考えてどちらも餌付けが必要です。
餌は、オトシンクルスでもプレコ用の餌を与えるのがおすすめです。
水槽の環境に関しては、オトシンクルスもプレコも、小さすぎる水槽で飼育すると水質の悪化を招くので、60cmほどの大きめの水槽が適切とされています。
ただし、プレコは、強靭な歯を持っていることからアクリル製の水槽を傷つけてしまうのでガラス製の水槽が適しています。
体が大きいプレコなら、水草をなぎ倒すこともあるので、水草をメインにした水槽には向かないタイプです。
一方、オトシンクルスは、水草を隠れ家にしたりコケを食べたり、場合によっては飢餓による体調悪化を水草で防ぐこともできるので、水草を多くいれてあげる環境が適しています。
オトシンクルスとプレコの混泳方法
オトシンクルスとプレコは混泳方法は、しっかり水合わせを念入りにやっておけば大丈夫です。
プレコには体の大きなプレコもいるので、小型のプレコを混泳させるようにしましょう。
また、オトシンクルスとプレコは、様々な熱帯魚と混泳することができますが、カラシンやグッピーなど、弱酸性の水質に耐性がある熱帯魚だけと混泳させます。
グッピーは、弱アルカリ性を好みますが、グッピーと混泳させるなら、水質は中性であるph7前後で維持する必要があります。
どちらも、体のサイズが極端に違う熱帯魚との混泳だと、食べられてしまう可能性があるので、混泳させる熱帯魚のサイズは同じぐらいのサイズにしてあげましょう。
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— 波泥棒 (@namidoro) 2018年3月4日
まとめ
どちらも飼育は簡単ですが、コケと餌、そして水質の管理には注意が必要です。
では、紹介した記事のポイントをまとめました。
- どちらも水質の変化に注意する
- プレコの場合は水槽を傷つける可能性があるのでガラス製の水槽が適している
- プレコは、水草メインの水槽には合わない
- オトシンクルスは水草を多めにする
- 混泳に向くのは、カラシンやグッピーやエビ
- 水質はph7を維持すること
オトシンクルスもプレコも栄養をしっかり摂らせれば長期飼育が可能ですよ。