アカヒレや金魚といえば、どちらも観賞魚の代表格として多くの人から愛されています。
また、アカヒレはとても温厚で、他の魚との混泳がしやすいことでも有名です。
では、この２種類の観賞魚を一緒の水槽で飼育することは可能なのでしょうか？
もし一緒に飼育することになった場合、エサには何を用意すれば良いのでしょうか？
今回はアカヒレと金魚の混泳の可能性と、エサの問題についてまとめてみます。
アカヒレと金魚を混泳させても大丈夫？
この問題の結論から言えばかなり難しいと言わざるを得ません。
金魚とアカヒレのサイズは見ればわかると思いますが、金魚のほうがかなり大きいです。
金魚は口に入るサイズの生物であれば捕食してしまう傾向にあるため、小さなアカヒレはすぐに金魚のエサになってしまう可能性があります。
金魚と複数のアカヒレを一緒に飼育していたらいつの間にか金魚だけになっていた、なんてことを避けるためにも、金魚とアカヒレの混泳はあきらめるのが無難かもしれません。
金魚がまだ２～３センチ程度の大きさの段階であれば、混泳も可能かもしれませんが、基本的にはこの２種の混泳はさせないほうが良いようです。
アカヒレと金魚を混泳させるときのエサは何を選ぶ？
前項でアカヒレと金魚の混泳が難しいということを書きましたが、金魚がまだ小さいサイズの場合は可能性がないわけではありません。
その場合のエサについてですが、アカヒレは色々なエサを食べる生物です。
熱帯魚用の餌ならばほとんど問題なく食べてくれるため、基本的には金魚用のエサを与えれば良いと思います。
しかし、金魚はすぐにアカヒレを捕食できる程度のサイズに成長してしまうため、早めに別の水槽で飼育するようにしてください。
まとめ
今回はアカヒレと金魚の混泳及びエサの問題についてまとめてみました。
やはりあれだけサイズの違い魚を一緒に飼育するのはかなり難しいようですね。
可能性があるとすれば、金魚が成長していない一定の期間のみというのも納得できます。
完全に不可能というわけでもないようですが、大事に育てていたアカヒレが金魚に食べられてしまった後では手遅れなので、アカヒレと金魚を混泳させる際はくれぐれも慎重にお願いしたいものです。
