ピラニアというと、映画などで人間を襲ったりするイメージが強いですが、世の中にはピラニアをペットとして自宅などで飼育をしている人もいます。
ピラニアは単独の飼育であればそれほど難しくはありません。
しかし、他の魚などとの混泳はとても難しい魚です。
ピラニアは肉食であるうえにとても獰猛な性格をしているからです。
しかし混泳の成功例がないわけではありません。
サイズを合わせる等の工夫を施すことで可能性が生まれるようです。
ポリプテルスやオスカーといった魚との混泳はどうでしょうか。
今回はピラニアとポリプテルスやオスカーとの混泳についてまとめてみたいと思います。
ポリプテルスとピラニアの混泳について
ポリプテルスはドジョウに似ている肉食の古代魚です。
古代魚の中ではアロワナなどに負けず劣らず観賞魚としてとても人気があります。
主にアフリカ地域に生息していますが、日本のペットショップなどでも様々な種類のポリプテルスを購入することができます。
ポリプテルスは底生魚ですので、普段は水槽の底でじっとしていることが多いです。
このためピラニアとは生活圏が重なりませんので、混泳の可能性はありうると言えるでしょう。
もちろんサイズを合わせることは必須条件です。
それでも常にどちらかが攻撃され、捕食対象になってしまう可能性はありますので、あくまで不可能ではないという程度です。
余談ですが、ポリプテルス同士の混泳は比較的成功しやすいようです。
オスカーとピラニアの混泳について
オスカーとは南米原産のシクリッドです。
シクリッドの仲間はとても気が強く、同種間の混泳も失敗しやすいと言われています。
オスカーは割と温厚な部類に入りますが、それでもシクリッドであることには変わりないので、ピラニアと一緒の水槽で飼育した場合、衝突する可能性は高いです。
まとめ
今回はピラニアとポリプテルスやオスカーとの混泳についてまとめてみました。
比較的大型の魚であってもピラニアとの混泳はやはり難しいようです。
餌の量を調節して満腹状態を維持することにより他魚を捕食対象とすることを避けるというやり方もありますが、やはりこれでもなかなか混泳は難しいようです。