ベタは比較的飼いやすい熱帯魚です。
しかし、だからといって放置していいのかというと、そうではありません。
熱帯魚はとてもデリケートな生き物です。
そのため、水の管理をしっかりしていかなければいけません。
ここで、ベタの健康に重要な水換えについてしっかり押さえていきます。
ベタの換水の頻度について
換水の頻度は、水槽の大きさに反比例します。
大きい水槽で飼えばフィルターを付けることが出来るので、換水は月に2回くらいでよいのです。
反対にビンなどの小さい容器で飼うと、3日に一度換水しなければいけません。
水換えのポイントとして、これだけは忘れないようにして下さい。
- 必ずカルキを抜いた水を使用すること
- 一回に換水する量は4分の1から3分の1まで
- 温度は現在の水温と同じに保つ
- ベタの糞は必ず除去する
- 水の分量により、ベタにストレスを与えないような気をつけながら静かに水を換える
この5つを1つでも怠ると、病気になる可能性が出てきます。
ベタの換水方法は?
換水の方法は、色々あります。
- フィルターがあれば水を足したり、フィルター本体のスポンジをきれいにするだけでよい
- コップを水槽に入れて、水を静かに静かに汲み出し、バケツにあけて、分量まで汲み出す
- チューブを割りばしに巻きつけ、少しずつ水を水槽から出す
- 水換え便利グッズを使用して水を吸い出す
水を出したら、減らした量と同じだけ、少しずつ、少しずつ優しく入れて、元の量に戻します。
換水は少なからずベタのストレスになりますので、コップで戻す際は上から注ぎ入れたりせず、コップごと水に入れ、水槽に戻してやるイメージで入れましょう。
また、掃除の間ベタは虫用のプラケースなどに入れ、避難させてあげましょう。
先ほど述べたように、水換えの際は、カルキ抜きした水を温度を変化させないように入れなければなりません。
このポイントを忘れずに丁寧に注意深く、ベタにストレスを与えないようにして水換えをおこないましょう。
しかし、飼い始めのうちは水質を安定させることも重要になってきます。
始めは1週間に一度換水を行うくらいにしておきましょう。
まとめ
ベタはストレスに強いと言われますが、それなりに繊細な面があります。
環境のちょっとした変化がベタを病気にしてしまうことがあります。
そうした事態を避けるためには水槽を綺麗に保ち、なおかつストレスを与えないようにしなければなりません。
良い環境でベタを守ってあげてください。