エンゼルフィッシュの魅力の一つは長い背びれや腹ビレ、尾びれをひらひらさせて優雅に泳ぐ姿ですよね。

でも、そんな優雅なヒレがボロボロになってしまったらエンゼルフィッシュの魅力も半減してしまいます。

エンゼルフィッシュのヒレがボロボロにならにようにするにはどうしたらいいのか見て行きましょう。

エンゼルフィッシュ ヒレ ボロボロ 裂け

エンゼルフィッシュのヒレがボロボロになるのは混泳が原因か?

まず注意したいのは混泳水槽で他の魚がエンゼルフィッシュにちょっかいを出していないかということです。

ネオンドワーフなどはエンゼルフィッシュにちょっかいを出してヒレを齧ったりしてしまうので、そんな様子を見かけたらすぐに別水槽に移して上げてください。

放って置くと噛じられた場所から感染症になる場合があります。

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エンゼルフィッシュのヒレが裂けるのは尾腐れ病も要因の一つ?

エンゼルフィッシュやグッピーのように長く伸びたヒレの魚によく発症するのが尾腐れ病です。

尾腐れ病はカラムナリス菌による炎症です。

カラムナリス菌は5℃~35℃の水温に適応し水質もph6.5~8.5と広い範囲で繁殖します。

特に適しているのは水温27℃、ph7.5でまさに水槽の中はカラムナリス菌の天国となっています。

しかし1%以上の食塩水中では繁殖ができなくなるので治療の大きな手がかりとなります。

カラムナリス菌がヒレや尾ビレに発症するとヒレや尾がバラバラになって行き先端が溶けていきます。

そして最後にはヒレや尾びれが無くなってしまいます。

治療としては発症したエンゼルフィッシュを別水槽に移し薬浴治療を行います。

治療薬は水槽環境やエンゼルフィッシュの症状などを把握してショプの店員さんに相談して見るのがいいでしょう。

健康になればヒレや尾ビレは自然と治ります。

予防としては尾腐れ病はヒレに傷が入ることでカラムナリス菌が侵入して引き起こされるのですが、エンゼルフィッシュが健康で十分な抵抗力があればそうそうかかりません。

常にエンゼルフィッシュが健康であればいいわけです。

エンゼルフィッシュの健康維持には定期的な水換えが重要になってきます。

水換えによって亜硝酸、硝酸塩などの有害物質の濃度が下がり、それだけでエンゼルフィッシュの状態を悪くする可能性を下げてくれます。

この水換えが月に1度以下に下がると水換え前後の水質が違いすぎてエンゼルフィッシュが調子を落とす原因になりますので、週に1度の水換えは必須になります。

まとめ

ヒレがボロボロになる原因はまず混泳水槽での他の魚による攻撃、そして尾腐れ病という事が考えられました。

エンゼルフィッシュの綺麗なヒレに異常を感じたらすぐに治療をしてあげましょう。

そして毎週の水換えが大事ですね。

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