ヤマトヌマエビはインド太平洋沿岸の河川に生息しており、淡水生のエビになります。
マダガスカルからフィジー、日本と広い範囲に分布しているのです。
ヤマトヌマエビは鮎と同じく両側回遊型で幼生が海に下り、海で成長したら川に遡上します。
このような性質から、幼生を飼育するのは難しくなります。
現在川や海の改修工事や水質の悪化などにより、野生のヤマトヌマエビは減少しています。
遡上する場所がなくなり、川からヤマトヌマエビがいなくなることも起こっています。
ヤマトヌマエビはペアで飼育していると繁殖することがあります。
ここではヤマトヌマエビのオスメスの見分け方についてご紹介しましょう。
ヤマトヌマエビのオスメスの見分け方は!?
ヤマトヌマエビの体色は半透明で体の各所に斑点があるのが特徴です。
体側には線状に赤い斑点がならんでいて、これでもオスメスの見分けが出来ます。
オスは点線・・メスは破線—といった感じになっています。
そして体長でも見分けることができます。
平均的な大きさはオスが35㎜、メスが45㎜でメスのほうが大きいのです。
中には50㎜を超えるものもいて、体色も濃いめで、ずんぐりとしています。
この2点を合わせてメスは大きく体色が濃く、ずんぐりしていて、赤い斑点は破線状というふうに覚えたらわかりやすいのではないでしょうか?
淡水エビでは大きい方といっても、メスでも45㎜と小さいですから見にくいかもしれませんね。
慣れればわかるようになるかと思います。
ヤマトヌマエビ雌雄比較
左:オス(えびおくん)
右:メス(えびちゃん)こうやってみると全然違う💡 pic.twitter.com/kuriMWz8BK
— えびちゃん@ヤマトヌマエビ愛好家♀ (@aquaristEBICHAN) 2017年1月6日
まとめ
このようにヤマトヌマエビのオスメスの見分け方についておわかりいただけたでしょうか?
オスとメスには特徴がありますが、メスの方が大きくてわかりやすいかと思います。
オスメスどちらかだけはっきり見分けられるようになれば、判別も簡単になるのではないでしょうか。
毎日水槽を観察して、目を養ってください。
そしてエビの調子も見分けられるようになるかもしれません。