川釣りと言えばイワナ・ヤマメ・ニジマスと知られた魚がいます。
同じサケ目サケ科の魚ですが個々にどんな違いがあるのか分かりますか?
良く釣りをする人だったり魚に詳しい人なら見分けられると思いますが分からない人にはどれも同じに見えてしまうと思います。
そこでイワナ・ヤマメ・ニジマスの違いについて紹介したいと思います。
イワナ・ニジマス・ヤマメの見分け方とは?
川での魚釣りと言えばヤマメやイワナなどと並び知られているのがニジマスですよね。
それぞれ小さな個体も居れば大きく育った個体と様々な大きさの魚を釣る事が出来ます。
どの魚も釣る楽しみ以外に食べる楽しみもあり飽きない魚達ですが、成長した成体の個体なら判断する事が可能だけど、まだ小さい子供の時は判断する事ができるのか?
イワナ・ヤマメ・ニジマスの見分け方を探ってみましょう。
それぞれの魚の特徴
イワナにしてもヤマメにしてもニジマスにしても同じサケ目サケ科の魚ですので誰が見ても絶対に分かると言えるほど姿が違うものではありません。
良く見なければ判断しにくい事もあるでしょう。
まだ成体になる前だと特に判断が難しくなると思います。
始めに、それぞれの特徴から知っておきましょう。
イワナ
天然のイワナは『幻の魚』と言われるほど滅多に見る事が出来ません。
最上流の冷水域に多く生息しており大きくなれば体長30〜80cmにもなると言われています。
生後2年程度で20cmほどになり成熟すると繁殖が可能で数年に渡って繁殖をします。
ヤマメ
北海道から九州まで生息していてサケの仲間ですので、あまり高い水温は好みません。
体長は多くの個体が20cmほどですが、降海型の個体は30〜40cmくらいに大きくなります。
イワナ同様に河川残留型の個体は産卵後、翌年も繁殖活動しますが、降海型の個体は産卵後には一般的なサケと同じく寿命を迎えます。
ニジマス
レインボートラウトと言われるだけあって体色が綺麗な虹色のニジマス。
一般的な体長は40cmとイワナやヤマメより大きいですが、大型の物なら1mを超えてくる個体も多くいます。
基本的に冷水域を好みますがサケ科としては珍しく22度くらいの高めの水温でも生きていく事が出来ると言われています。
ニジマスは基本的に河川に残留する個体ですが中には降海型の個体もいてスチールヘッドと呼ばれる事もあります。
見分ける方法は?
イワナ・ヤマメ・ニジマスと河川で見かける魚ですがこの3種類を見分ける方法は何か?
同じくらいの大きさの3種類がいたら同じ様に見えますが良く見ると違いがあります。
3種類を並べた時に白い斑点が目立つ個体がイワナ、大きな黒い斑点(パーマーク)が目立つ個体はヤマメ、細かい黒い斑点が目立つ個体はニジマスと見分ける事が出来ます。
ニジマスの黒い斑点は大きく成長しても分かるほど特徴的な模様です。
まとめ
同じ河川に生息するイワナ・ヤマメ・ニジマスですが、それぞれに特徴があり小さい頃でも見分ける事が出来ます。
もし3種類の魚を並べて見る時があったら確認してみてはいかがでしょうか?