アクアリウムは、水槽のなかに池や川の中を再現して生き物を育てる飼育観賞の事をいいます。
ペットを飼うことができないマンションやアパートに住んでいる人などからも人気があり、アクアリウムは一定数の人気がある趣味の一つです。
アクアリウムで飼う生物として人気があるのが熱帯魚やエビです。
特にエビは見た目だけではなく、水槽の苔を食べてくれるので飼っている人が多い生物です。
エビの中でも人気があるのがヤマトヌマエビとミナミヌマエビという種類のエビです。
しかしこの2種類のエビは一緒に飼うことで、共食いなどをしないか心配です。
そこで、気になったのでミナミヌマエビとヤマトヌマエビの事を調べてみました。
ミナミヌマエビとヤマトヌマエビは混泳できるのか?
アクアリウムで、人気のエビ類のミナミヌマエビとヤマトヌマエビですが、この二種類のエビを一緒の水槽で混泳させることは難しいようです。
ヤマトヌマエビは成体になると30mm~60mmになり、ミナミヌマエビは20mm~30mmの大きさになります。
性格の違いもあり、ヤマトヌマエビは獰猛なのに対してミナミヌマエビは優しい感じなので、ヤマトヌマエビがミナミヌマエビに対して危害を加えてしまうこともあるそうです。
生活環境は、ヤマトヌマエビに適している水温は20~28度、ミナミヌマエビは10~28度なので、ヤマトヌマエビに合わせた水温にしておけば問題はなさそうでした。
水質に関しても中性~アルカリ性が得意なので問題なさそうでした。
ミナミヌマエビとヤマトヌマエビの値段の違い
ミナミヌマエビとヤマトヌマエビをペットショップや通信販売で購入する際の値段で比べてみると、ヤマトヌマエビは1匹あたり200円でミナミヌマエビは1匹あたり50円から100円ぐらいだそうです。
値段でいえばヤマトヌマエビのほうが高いですが、大きさはヤマトヌマエビのほうが大きくミナミヌマエビの約3倍の大きさがあり、ミナミヌマエビ3匹でヤマトヌマエビ1匹分とするとヤマトヌマエビのほうがコストパフォーマンスは良いかもしれません。
ヤマトヌマエビは、1匹あたりの苔取り能力が大きいので、少なくてもかまいませんが、ミナミヌマエビやビーシュリンプなどは、小型で苔取り能力が低いですが、数で苔を減らす事ができます。
写真は、ヤマトヌマエビ 体長3~4cm pic.twitter.com/2hnB2mdPN1— aquarium (@aquarium879) 2017年6月30日
まとめ
ヤマトヌマエビは、カラダも大きく性格も獰猛なためミナミヌマエビと混泳させると、共食いをしてしまう事もあるそうですが、一緒に飼っているという人も多いようです。
1匹あたりの値段はヤマトヌマエビのほうが高いですが、ミナミヌマエビ3匹分の大きさと考えるとコストパフォーマンスはヤマトヌマエビのほうが良いそうです。