ハタタテハゼはとても小さく、体色がとても鮮やかで人気のある魚です。
その名前からわかるように、旗を立てているような細長いヒレを持つことが最大の特徴です。
飼育方法も比較的簡単な部類に入り、お店で買った場合もそれほど高くありませんので、初心者の方にもとても人気があります。
きりっとした目つきをしており、目の色は青みを帯びています。
その青に対して、体は赤と白のグラデーションで彩られています。
ハタタテハゼは初心者でも飼いやすい魚ということですが、いったいどのくらい生きられるものなのでしょうか。
今回はハタタテハゼの平均寿命についてまとめてみたいと思います。
ハタタテハゼの寿命はどのくらい?
一般的なハタタテハゼの寿命は5年から7年程度といわれています。
この寿命は小型の魚の中では割と長い部類に入ります。
ただしこれはなんのアクシデントもなくハタタテハゼを飼育できている場合の寿命です。
ハタタテハゼは小型の魚の中では病気にも強い部類にはいり、これが長寿の要因でもあるのですが、ひとつ悩ましい癖があります。
これが飛び跳ね癖です。
飼育者の方が起床し、部屋の電気をつけただけで飛び跳ねることもあります。
飛び跳ねた先が水面ならばあまり問題はないのですが、水槽外に落下してしまうと、それが原因で亡くなってしまうこともあります。
ハタタテハゼはこの飛び出し事故がとても多いため、寿命まで飼えないというケースも多いのです。
このため、ハタタテハゼを飼う場合、飛び出し事故への注意は必要不可欠といえるでしょう。
まとめ
今回はハタタテハゼの平均寿命についてまとめてみました。
もっともメジャーな観賞魚といっても過言ではないメダカの寿命が約1年程度ですので、7年も生きる可能性があるハタタテハゼはかなり長生きだと思いました。
この、長く楽しめるという点もハタタテハゼの人気の一つなのかもしれません。
とはいえ、飼育環境によっては寿命が大幅に縮まる可能性もありますし、前項で説明した飛び出し事故の件もあります。
ですので、最終的な寿命の長短は飼育者である我々が握っているといってもいいでしょう。