クダゴンベといえば、スタイリッシュでとても特徴的なシルエットと、赤いチェックが相まってとても美しい魚です。
温厚な魚としても知られており、別の生物とのタンクメイトとして導入する方も多いです。
物おじせず、人間にもすぐ慣れるため、とても飼育のしやすい魚でもあります。
こういった要素から、初心者にもお勧めの海水魚と言えるでしょう。
クダゴンベに限らず、生物にはかならず寿命というものがあると思います。
クダゴンベはとても丈夫で、病気にかかりにくいという特徴もありますが、生物である以上寿命はあるでしょう。
どうせ飼育するのなら、一日でも長く生きてほしいと思うのが飼育者の心情だと思います。
そこで今回はクダゴンベの寿命についてまとめてみたいと思います。
クダゴンベの寿命について
飼育下でのクダゴンベの寿命は3年から5年と言われています。
クダゴンベは食欲旺盛で、餌付けもしやすいので、餌不足によって亡くなってしまうというのは、飼育者が餌をしっかり与えていればほとんどないでしょう。
水質の悪化や、混泳のストレスなどから、一時的に拒食状態になることはあるものの、命にかかわるほど長い期間続くことはほぼありません。
ハタタテハゼなどのように飛び跳ねたりすることもなく、飛び出し事故により命を落とす心配もありません。
しかし、比較的水槽の水面に近い場所を好む傾向にありますので、念のため蓋は設置した方が良いでしょう。
以上の事から、クダゴンベは比較的寿命を全うしやすい海水魚ということができるでしょう。
とはいえ、飼育環境が悪ければ、寿命を待たずに亡くなってしまうことも考えられますので、そのあたりは飼育者の責任になります。
まとめ
今回はクダゴンベの寿命についてまとめてみました。
グダゴンベの寿命は決して長くはないものの、寿命まで生きてくれることは多いようです。
ただし、クダゴンベのようなゴンベの仲間は、同種間で激しく争う傾向にあり、その結果として傷ついたり、亡くなったりするケースはあります。
クダゴンベを寿命まで飼育するためにも、狭い水槽内では複数飼育をしない方が良いでしょう。