熱帯魚の中でもメジャーな種類のネオンテトラ。

青と赤の鮮やかなラインが印象的で、群泳する習性がある魚のため、水槽に入れると非常にきれいな世界を作り出してくれます。

また、初心者でも飼育しやすい熱帯魚としても有名です。

さて、そんなネオンテトラを飼育していると「いつの間にかネオンテトラの数が減っている…!?」ということが稀にあります。

水槽から飛び出した?それともネオンテトラが共食いをしてしまった?など、様々なことが考えられると思います。

今回は、「ネオンテトラは共食いするのか?」と「ネオンテトラが消えた時に考えられること」についてお話します。

ネオンテトラ 熱帯魚 共食い

ネオンテトラは共食いする?

ネオンテトラは臆病でおとなしい性格で、攻撃的な魚ではありません。

そのため、一緒に元気よく泳いでいる同じ種類の個体を襲って食べる“共食い”の習性はありません。

ただし、水槽内で泳げないほど弱っていたり、動かない個体を見つけた場合に、それを“餌だと認識し食べてしまう”可能性があります。

この行動はどの熱帯魚でも同様に言えることですので、熱帯魚を飼育する際には注意が必要です。

このような悲しい結果にならないよう、水槽内の熱帯魚たちは元気に泳いでいるかを日ごろから気にしてあげましょう。

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ネオンテトラが消えた時に考えられること

  • 水槽内の濾過により分解されてしまった

ネオンテトラのような小魚は、濾過がしっかりと効いている水槽内では意外なほどに早く分解されてしまいます。

そのため、何らかの原因で動かなくなったネオンテトラが濾過によって分解されてしまい、飼い主が目を離している間に突然消えてしまったという状況が起こります。

  • 水槽の外に飛び出してしまった

水槽のフタにわずかな隙間がある場合、ネオンテトラが水槽の外へ飛び出してしまい、水槽内から姿を消すことがあります。

ネオンテトラは臆病な性格ですので、何かに驚いてパニック状態になり水槽内を逃げまわることがあります。

その時、狭い水槽だと逃げ場を求めて唯一広い空間である水面へ飛び出してしまうことがあるのです。

これを避けるためには、水槽のフタをしっかり閉めるか、ゆとりのある広い水槽にネオンテトラたちを入れてあげましょう。

  • 水槽内の器具に誤って入ってしまった

「ネオンテトラが水槽から消え、よく探すとエアーポンプの中に誤って入ってしまっていた」ということが実際に起こっています。

大切に飼育していたネオンテトラが突然消えてしまうと飼い主さんも慌てると思いますが、落ち着いて水槽内や水槽の周りをよく探してみると良いでしょう。

もしかしたら行方不明だったネオンテトラを見つけることができるかもしれません。

まとめ

今回は、ネオンテトラの共食いについてと、ネオンテトラが消えた時に考えられることについてお話ししました。

ネオンテトラが突然消えてしまうことを防ぐには、日頃からネオンテトラが健康で、安心して生活できる環境をつくってあげることが大切です。

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