チョウチョウウオはもともと餌付けが難しいと言われています。
幼魚となると、口も小さく餌を与えるには特に難しいと考えるのではないでしょうか。
しかし、せっかく飼育を始めるのであれば、育ったものよりも幼魚の時点から飼育を始めたいですよね。
そこで、チョウチョウウオの幼魚には、どのような餌を与えたら良いのでしょうか。
チョウチョウウオの幼魚にはどんな餌を与える?
観賞魚の人工餌は、いろいろな種類のものが販売されています。
その中でも手に入り易いものに、顆粒タイプのものがありますよね。
しかし、この顆粒タイプ、人間にはとても小さく感じますが、チョウチョウウオの幼魚にはとても大きい部類に入ります。
そこで、顆粒タイプよりもさらに小さい粉状タイプというものがあります。
しかし、チョウチョウウオは自然界でサンゴや貝類を食べる事が多いです。
この粉状タイプはとても軽いため、水面に浮いてしまいます。
できれば自然界に近い形で餌を与えることができれば、食いつきも良いのではないでしょうか。
そこで、水で練って、ライブロックや貝殻に塗りつけるタイプのものがあります。
もともと餌付け用として販売されていますが、この練った餌をつついて餌を食べてくれるようになれば、そのまま餌付けにもなります。
ここで、注意しなくてはいけない事は、口よりも小さな餌になることが大切で、口よりも大きいと、食べようとしても食べる事ができないため、餌と認識しなくなります。
大きな粒のまま練るのではなく、なるべく小さな粒の固まりになるように練って設置してあげる必要があるそうです。
まとめ
チョウチョウウオの幼魚に餌を与える場合、注意しなくてはいけないことは、魚の口よりも小さな餌を与えることです。
粉状タイプのものを、水面まで上がってきて食べてくれればそのまま与えて良いですが、水面まで来なかったり、餌として認識しない場合には、水で練って与えるものが良いそうです。
もともと餌付け用の餌のようで、普段食べる貝類に塗りつけて与えることができるそうです。
普段食べているものに付いていれば、警戒せずに口に入れてくれるのではないでしょうか。
どのような形状でも、数種類試してみて、食い付きが良いものを選んであげる必要があるそうです。