ベタに限らず観賞魚を飼育する時は、水道水のカルキを抜いて使用します。
カルキの抜き方には様々な方法がありますが、その方法を見ていきましょう。
ベタに使用する水のカルキ抜き方法
一番安全で確実なカルキ抜き方法は、ハイポを使うことです。
よく、汲み置き水を使うとありますが、カルキが抜けきるのは日向(直射日光に当たること)で一日放置という意味です。
曇天の日や雨の日にいくら戸外に放置しておいても、カルキは抜けてくれません。
紫外線に当てるのが汲み置きという意味でしょうか。
よく覚えておいてください。
本日のカエルーランド 水道水のカルキ抜き用のハイポ pic.twitter.com/CEVPkcVGDq
— カエルーランド (@kaeruland) 2015年6月13日
不揃いなハイポの場合どうやって使うの?
カルキ抜きで悩むのは、ハイポの粒の大きさですね。
大きな粒と小さな粒を見ると5,6倍の違いがあるものがあります。
バケツに一粒、と説明書きに書いていても大小のどの粒が一粒なのでしょうか。
考え方なのですが、カルキの害は大きくてもハイポの害は極小さいということです。
小さいというより、ベタにとってはない、と言ってもいいかもしれません。
といっても、わしづかみにしたハイポを入れてもいいという事ではありません。
あくまで使用法に従ってカルキ抜きをした場合のことです。
カルキ抜きは迷わずハイポを使って、きれいな水で飼育しましょう。
ちょっと裏ワザ的なカルキ抜き方法とは?
ベタにも使えるちょっと裏ワザなカルキ抜き方法を載せていらっしゃるサイトがありました。
ハイポの代わりに果汁やお茶を使うのです。
量はティースプーン一杯をバケツ一杯の水に入れるのですが、きちんとカルキ計で計測していらっしゃいます。
ハイポを切らしたときや、緊急の事態に使えるワザかもしれません。
果実と濃縮還元果汁で実験していらっしゃいました。
でも果実には農薬が散布されているので、その点は注意して使いましょう。
水道水以外の水は使わないこと!
水道水にはカルキが入っているので、蒸留水とか、除湿器の水を使うという人はいないでしょうか。
それは危険なことです。
蒸留水には塩素は入っていませんし、除湿器にも入っていません。
しかし、雑菌は入っています。
塩素も菌も見た目に分からないので、蒸留水ならきれいだろうと判断してしまうのですが、栓を開けるまでは無菌でも、開けてからは雑菌は入ります。
除湿器もしかり、です。
清潔なのは水道水です。
雑菌を極力なくすためにカルキ(塩素)を入れているのです。
まとめ
小さい頃金魚を飼っていて、なんであの半透明の氷砂糖のようなものを入れるのか不思議でしようがなかった記憶があります。
カルキと教えてはくれたのですが、それが塩素で水道水にはなぜカルキが必要なのかを教わりませんでした。
ちょっとしたことなのですが、知識として教えてもらうのも大切ですね。