ベタを繁殖させるタイミング…って?卵はどれくらい産む?のかなど、飼育に慣れてきた人は一度は繁殖について考える事もあると思います。
今回はベタの最適な繁殖時期、卵を産む数について書いていこうと思います。
ベタの繁殖の時期はいつ頃?
メスの繁殖時期は大体「生後1年程度」からです。
お腹付近に白く少しだけ膨れ上がった産卵管があるかを確認します。
この産卵管があればメスで、繁殖ができる年齢でもあることがわかります。
オスが泡巣を作れるようになればお互いに繁殖の準備ができていることになります。
逆に成熟していない状態で繁殖させようとすると、威嚇ばかりしあうことになり一向に繁殖をすることなくケンカしてしまいます。
繁殖のペースは、性格や個体差にもより変わってきますが、大体2~3ヶ月ごとの波があるようです。
「お見合い」という求愛行動をした後に接合と産卵がありますが、お互いに準備ができていない状態だと、接合と産卵が成功しても、泡巣が出来ていないなどで大変なことになってしまいます。
ベタを繁殖させる前に知っておくべきこと!
まずはベタを繁殖させる前に、飼い主は知っておかなければいけないことがあります。
それは、ベタの繁殖に成功すると「数百匹の稚魚が生まれる」という事です。
稀に200匹程度、産んだりすることもあるので、繁殖させる際には気を付ける必要があります。
飼いやすいとはいえ、生まれてきた数百匹の稚魚を同時に育てるということは、とても大変なことになります。
繁殖させた稚魚の引き取り先などを、事前に考えておくと良いでしょう。
稚魚の育成環境が疎かになってしまっていると、オスの食卵が始まり育成どころか、とても悲しい結果となってしまいます。
ベタの繁殖については別の記事でお話していますが、とても難しく大変な作業となります。
相性が良いオスとメスのベタはとても貴重で、飼育している人にとっても微笑ましく愛着がり、とても可愛い存在ですよね。
まとめ
ベタの繁殖のタイミングはオスとメスが成熟している事を確認しましょう。
性格や個体差により繁殖のペースがあるため、飼育している間によく観察してベストなタイミングを知る。
繁殖の時期やペースだけに限らず、生き物である以上「相性」がとても大切。
メスが繁殖できる時期は生後1年程度からで産卵管があればいつでも準備OK。
卵や稚魚は1回の繁殖で膨大な数であるため、環境はしっかりと準備しておくことが重要。
育成環境が疎かになってしまっていると、悲しい結果になるので注意しましょう。