ベタは熱帯魚のなかでも比較的簡単に飼育できる生物だと知られています。
この手軽に飼えるということがベタの人気につながっているのかもしれません。
しかし、飼育の仕方を誤ると、長生きできないというのも事実です。
飼育の仕方といっても、ベタの健康状態や調子によって変化してくるものです。
そこで今回はベタを飼育する前に知っておきたい元気なベタの見分け方についてご紹介していきたいと思います。
お店でベタを選ぶ際にも、元気な健康状態の良いベタを選びたいものですしね。
元気なベタの見分け方とは?
元気なベタを見分ける方法はいろいろあるのですが、まずはやはり上手く泳げるということです。
飼育している瓶や水槽をのぞいた時にベタがスイスイ泳いでいたら元気な証です。
逆に泳ぎに違和感があったり下手な泳ぎをしているベタは調子が悪かったり、年齢が高い可能性があります。
そして体表の鮮やかさ、綺麗さも調子の度合いを図る重要なヒントになります。
綺麗なベタはそれだけ元気なベタだということですね。
逆に体色に濁りがあったり、ヒレ裂けが発生していたり、体がボロボロになっているベタは調子のよくないベタの特徴になるわけです。
人間も体調が悪いと体にいろいろな変化が見られるように、ベタもその見た目に変化が起きるようです。
最後に、これはオス限定の見分け方になります。
ベタのオスは水の水面に泡を作ることがあります。
これは泡巣とよばれ、繁殖の際、ここにメスを誘導し、繁殖用の巣として利用するものになります。
オスの場合この泡を作っていることが調子のよいサインになります。
まとめ
今回は元気なベタの見分けかたについてまとめてみました。
ベタは手軽に飼育できる熱帯魚ではありますが、飼育者の知識によって寿命が大きく変わってきます。
飼育している生物の状態に常に気を配るのは、飼育者の義務ですので、これからベタを飼ってみようと思っている方は心にとめておいてください。
また、熱帯魚店などのベタを販売するお店で、どのベタにしようか選ぶときは、誰しも調子の良く健康なベタを選びたいと思うと思います。
そんな時はさきほど紹介させていただいた、元気なベタを見分ける方法を参考にしてみていただきたいと思います。