初めてベタを飼った人が心配になる行動のひとつに、水面に上がって口をパクパクさせるというのがあります。

他の熱帯魚がそういう行動をとると、酸欠で苦しいための行動かと思いますね。

元気に過ごしていたのに、とおろおろしてしまいます。

実際ネットの質問サイトには口をパクパクさせていると心配の声がたくさん集まっています。

ベタの場合、それは心配しなくていい行動なのです。

なぜ心配いらないか、を見ていましょう。

ベタ 水面 パクパク

ベタはどんな魚?

原産国はタイです。

田んぼや川などに生息する淡水魚です。

日本でいえば、フナやメダカと言った感じでしょうか。

タイは熱帯気候なので、当然ベタは熱帯魚です。

変わったところでは、ちょっと大きな水たまりにも生息していることがあるのです。

大きな水たまりというと水量が少ないということですね。

ベタはさほど大きな魚ではありませんが、水たまりとは…。

他の熱帯魚との大きな違いは?

大きな水たまりにも生息するほどの生命力があるのですが、もっとも大きな違いは空気呼吸ができるということです。

これが口をパクパクさせていても安心な理由です。

水中の酸素量が少なくても、空気から酸素をとれるのですから大丈夫ですね。

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水面で口をパクパクさせる時は?

呼吸でパクパクさせる時以外に、こんな時があります。

オスのベタですが、水面に泡で巣を作るのです。

その中に卵を入れてオスが面倒をみるのですが、メスがいなくても若くて元気なオスなら必ずと言っていいほど泡で巣を作ります。

水を換える時にとってしまってもかまいません。

また作ります。

ベタが元気な証拠みたいなものです。

水面で口をパクパクさせるのは心配ないので対策の必要がない!?

ベタの場合は全然心配いらないということです。

それよりも水温に気を付けてください。

熱帯魚であるベタは25℃から28℃くらいが適温です。

水温計は必要です。

まとめ

飼いやすくて初心者向けと言われるベタですが、初めて熱帯魚を飼育するのはやはり手間のかかるものです。

その中で熱帯魚はみんな同じと思っていると、悲しい結果になってしまいます。

丈夫なはずのベタなのに…という経験がある人も多いと思います。

生き物ですから個体差があり、またその魚特有のクセもあるでしょう。

それを良く知った上で、長生きできるように飼育してやってください。

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