小さくてかわいいビーシュリンプですが、魚と一緒の水槽でも飼育できるのでしょうか。
また混泳させる場合はどんなことに気をつければいいのでしょうか。
ビーシュリンプとメダカの混泳は可能?
高温が苦手なビーシュリンプとメダカは育成温度が同じくらいで、一般的には20度~25度と言われています。
さらにビーシュリンプもメダカも弱酸性の水質を好むのでそういう面では混泳しても大丈夫です。
しかし同じ水槽で飼うには注意すべき点があります。
いくらメダカが小さいとはいえ稚エビや脱皮したばかりのビーシュリンプはエサとして食べられてしまう可能性があります。
同じビーシュリンプをずっと飼っていたい方やビーシュリンプの繁殖を目的としていたり、繁殖の様子を楽しみたい方にはメダカとの混泳はおすすめできません。
ビーシュリンプとグッピーの混泳は可能?
ビーシュリンプが弱酸性の水質を好むのに対し、グッピーは真逆の弱アルカリ性を好みます。
これを解決するために水質を中性に保つという方法がありますが、素人にはなかなか難しいです。
どちらかに水質を合わせてしまうと、合わないほうの調子が悪くなったりしてしまいます。
しかし、ビーシュリンプは一度その水質に慣れてしまえばそこで適応できるので弱アルカリ性でも水質が悪化しない限りは飼うことができます。
しかしメダカの混泳と同じく稚エビや脱皮したばかりのビーシュリンプはグッピーに食べられてしまう可能性があります。
さらにグッピーはミリオンフィッシュと呼ばれているくらいに繁殖するので、いつの間にかビーシュリンプがいなくなってしまっているなんてこともあります。
ちなみにビーフィッシュがいてもグッピーの繁殖にはなんの影響もありません。
まとめ
私個人の意見としては混泳には反対派です。
どうしてもメダカやグッピーと混泳させたいのであれば基本的にはビーシュリンプの方が弱いので食べられてしまうと思っておいてください。
混泳させるとにぎやかで見た目はいいですが、ビーシュリンプとしては全く落ち着かない環境なのでしょうね。
どうしても混泳させたいのであれば、せめてテトラ類のような小さな魚にした方がビーシュリンプの食べられてしまう可能性は減ります。