今回は、コリドラスのなかの種類の1つである、アドルフォイの繁殖・産卵についてお話ししていきます。
コリドラス・アドルフォイの繁殖に関する事
繁殖する場合、難しいという事はなく、正しい方法でやれば、初心者でもきっと、簡単に繁殖が可能です。
メス・オス1匹ずつより、複数匹で飼う方がよりいいと思います。
メス・オスの区別は、メスはオスに比べてお腹が横にポコっと出ていますので、見分けやすいと思います。
自身で見分けがつかない場合は、お店の方に見てもらうのが良いでしょう。
ちなみに、複数で飼う場合はオスが多い方が繁殖・産卵する可能性が上がるそうです。
産卵する時は、メスがオスのお腹を探るようにします。
水槽での産卵は、水草やガラス面に産卵します。
水草は、アマゾンソードや浮き草などが、いいそうです。
細めの草より、太めの草の方が卵を産み付けやすいので、飼う時・入れる草は、太めの草にしましょう。
草を設置する際、産卵の時期になると、オスがメスを追いかけて、水槽内がワヤワヤになるので、しっかりと植えましょう。
例えば、流木に括り付けたり、石や岩に括ったりして固定しましょう。
産卵後、親が卵を食べてしまう事があるので、産卵後は別の水槽で育てる方が良いでしょう。
卵が孵化するまで、エアレーションを行いましょう。
卵が孵化するのは、2~3日で、孵化して2~3日はヨークサックがあるので、ヨークサックがなくなったら、孵化した稚魚にブラインシュリンプ(稚魚用の餌)を与えるそうです。
このブラインシュリンプを与えたほうが、コリドラスの骨格がしっかりするそうなので、ブラインシュリンプを与えましょう。
稚魚用の餌は、1日目だけにして、2日目からは、ブラインシュリンプを与え、2週間程たてばコリドラスっぽく成長してきます。
孵化するまでは、卵にカビが生えていないか、こまめにチェックしてください。
カビが1つでも生えてしまうと、他の卵にうつってしまうので、カビが生えて見つけたらすぐに、撤去しましょう!
2cmくらいまで成長したら、親と同じ水槽で飼育が可能になるので、一緒に入れてあげましょう。
まとめ
繁殖は、方法を間違えなければ、正しくすれば初心者の方でも可能です。
繁殖させる前に、水槽や産卵をいつでも出来るように、産卵場所の確保、産卵後の卵を隔離するための別の水槽など、準備万端にしてから行いましょう!
産卵後、卵が孵化するまで、カビが怖いので注意が必要です。
挑戦される方は、繁殖が上手くいきますように!
頑張ってください!