コリドラスを飼っていて、そろそろ繁殖にチャレンジしてみたいなぁと思ったことはありませんか?
コリドラスの赤ちゃんは可愛いですし、ぜひ育ててみたいですよね。
繁殖にチャレンジしたいけど難しそう、まだまだ初心者だからという人も、繁殖しやすい種類を選べば十分繁殖が狙えます。
そこで今回は、コリドラスの繁殖の難易度と、難易度が優しい種類について紹介します。
目次
コリドラスの繁殖の難易度が優しい種類について
コリドラスは他の熱帯魚よりも繁殖の難易度が低く、水槽の環境さえ整っていれば自然に繁殖行動を起こします。
そのため、初心者が繁殖を行うのにオススメの魚です。
また、コリドラスの種類は200種類ほどともいわれており、繁殖の難易度は種によって異なります。
コリドラスの中でも口先が長いロングノーズ種は、遠くに繁殖が難しく、ほとんど例がありません。
また、コリドラス・シュワルツィも繁殖が難しいといわれています。
他の種のコリドラスは繁殖の難易度が低いので、オススメです。
繁殖が簡単な種類を以下に紹介します。
コリドラス・ステルバイ
黒い体色に白のスポット模様、オレンジの胸ビレと目を引く種類です。
その美しさと飼いやすさから、流通量が多く、人気の種類です。
水質にそこまで気を遣う必要がなく、繁殖も容易に狙えます。
初心者向けのコリドラスだといえるでしょう。
コリドラス・アエネウス
古くから通常個体は赤コリ、アルビノ個体は白コリとして親しまれている種です。
メジャーな種類で、ブリード個体が流通しているのが特徴です。
かなり丈夫な種類なので飼育は易しく、コリドラスの中で非常に繁殖しやすい種類だといわれています。
赤コリは体色が赤茶色で中央部が黒く地味ですが、白コリは全身が白いことから、かなり目を引きます。
初心者の方はこの種から始めてみてはどうでしょうか?
コリドラス・ゴッセイ
ロングノーズ種で、頭から背中にかけて濃い紺色の体色が見られ、クリーム色の胸ビレ、背ビレと茶色いしま模様の尾ビレが特徴です。
毒を持っていますが飼育は簡単で、繁殖も難しくないです。
初心者向きの種類で人気があります。
コリドラス・パレアタス
黒コリ、青コリ、花コリなどの愛称で古くから親しまれている種類です。
黒いまだら模様が特徴です。
飼育が簡単で非常に繁殖しやすい種類だといわれています。
初心者向けのコリドラスだといえるでしょう。
コリドラス・パンダ
体色は白で目の周りが黒い、パンダのような愛らしい見た目です。
その見た目から人気が高く、繁殖もしやすいです。
しかし、他の種類よりも水質の変化に弱い面があります。
そのため、導入時の水合わせは慎重に行い、水質のメンテナンスに気を遣いましょう。
水合わせは点滴方式をおすすめします。特に幼魚では注意が必要です。
コリドラス・パンダは水質の変化に弱いですが、一度水質に慣れれば病気にかかりにくくなります。
環境を保ててさえいれば、2~3年以内には繁殖を狙えるでしょう。
コリドラス・ジュリー
白い体色に細かな黒のスポットが特徴的な、かわいらしいコリドラスです。
飼育は簡単で、丈夫なため水質にそこまで気を遣う必要がありません。
繁殖も容易です。
初心者向けのコリドラスだといえるでしょう。
まとめ
今回はコリドラスの繁殖の難易度と、繁殖が簡単な種類について紹介しました。
特に繁殖が簡単な種類は赤コリ、白コリと呼ばれるコリドラス・アエネウス、青コリと呼ばれるコリドラス・パレアタスです。
これらの種類は病気にもかかりにくく、古くから飼われていることもあって、情報を集めやすいのでオススメです。
好きな種類でないと愛着が湧かないと思うので、見た目重視で選ぶのもいいかもしれません。
また、コリドラスは数十個卵を産むので、あっという間に水槽が満杯になってしまいます。
そのため、繁殖は計画的に行うようにしましょう。