ネオンテトラを育てていたら、なんだかネオンテトラのおなかがふくらんできている気がする?
もしかして卵?
なんてときが来るかも、もしくはもう来ているかもしれません。
せっかくネオンテトラを育てているのだから、繁殖にも挑戦してみたい!という方は多いと思いますが、でも具体的な方法はよくわからない、という方も同じくらいいるのではないかと思います。
ネオンテトラを飼っている人のために、お腹がふくらんだネオンテトラのために、産卵の兆候や繁殖について解説します。
ネオンテトラの産卵の兆候って?お腹がふくらんだりするの?
人間の女性は妊娠すると、出産の兆候としてだんだんとお腹がふくらみますが、ネオンテトラにも産卵の兆候があります。
人間とおなじように、やはりおなかが大きくふくらむのです。
人間の女性はお腹に赤ちゃんを抱えることになりますが、ネオンテトラも、お腹に卵を抱えるのでお腹が大きく膨らみます。
そもそもネオンテトラのオスとメスの見分け方についてですが、オスはメスに比べて体がシュッとしていてヒレが大きく、メスはオスに比べてお腹がふくよかで、体が大きいです。
以上を踏まえて、繁殖について解説します。
ネオンテトラの繁殖について
用意するものは、産卵用に別の水槽と黒い紙です。
- まず産卵用の水槽に、親魚となるオスと、おなかのふくらんだメスを入れます。
- 親魚とするネオンテトラは、体長25mm程度が良いと言われています。ネオンテトラは成長すると30mm程度までになりますが、30mmまで育ってしまっていると、成長しきって老いが始まっているとされるためです。そのため、親魚にするのは体長25mm程度の若い個体にします。
- オスとメスを水槽に入れたら、黒い紙で水槽を覆って、水槽の中を暗くしてあげます。多くの熱帯魚は明るい環境を好みますが、ネオンテトラは産卵~稚魚の間、暗い環境を好みます。暗くすることによって、繁殖の環境を整えてあげましょう。
これで準備は終了です。
あとは産卵を待って、メスのお腹が元に戻ったのを確認して、元の水槽に親魚たちを戻します。
上手くいけば卵は1日程度で孵化するので、元気に泳ぎだすまでの間は卵黄をといたものを与えるか、市販の稚魚用のえさを与えてください。
泳げるようになったら、えさをブラインシュリンプに切り替えます。
ブラインシュリンプは事前に孵化させておく必要がありますが、面倒だという時は通販で冷凍のものが手に入るので、それを使うことをおすすめします。
まとめ
ネオンテトラの産卵の兆候と繁殖のさせ方について解説しました。
メスのお腹がこれまでよりふくらんできたな、と思ったら、ぜひ繁殖にも挑戦してみてください。