可愛い淡水フグのアベニーパファー、いつ繁殖させればいいか知っていますか?
そしてどういう環境で繁殖させればいいのでしょうか?
調べてみましょう。
アベニーパファーの繁殖の時期は?
アベニーパファーはインドのパンバ川などに生息する淡水フグの熱帯魚です。
ですから繁殖も日本ですと夏が繁殖期になりますが、水温を25℃以上にすることでいつでも繁殖が可能になります。
アベニーパファーの繁殖する環境は?
アベニーパファーを繁殖させるにはオスとメスを一緒に飼育していればペアになって産卵してくれる熱帯魚ですが、アベニーパファーは縄張り意識が強く気性があらい性質で、オスはこの性格が顕著でオス1匹メス1匹でペアを組ませるとオスがメスを追いかけ回してメスを疲れさせてしまうので、オス1匹とメス2~3匹でハーレムを形成させます。
オス2匹メス2匹だとオス同士が戦い始めてしまいますので、ハーレム構成がベストでしょう。
この構成なら60cmの水槽で繁殖できるでしょう。
オスが2匹だと縄張りの関係からもっと大きな水槽が必要になってきます。
水槽には水草を入れておきます。
水草はウィローモス、アナカリス、カボンバ等の密に葉を付ける水草をたくさん入れておきます。
これはアベニーパファーがバラマキ型の産卵をする熱帯魚なので、親が卵を食べるのを防ぐためです。
産卵時はオスがメスを追いかける様な仕草をするので、このような行動を見かけたら卵を探します。
アベニーパファーは1度に10個くらいしか卵を産まないし、卵が直径2mmくらいと小さいので水草の葉の上や水槽の底をよく観察しましょう。
卵を見つけたら親を別の水槽に移すか、卵をスポイトなどですくい別の水槽に移します。
水温を27℃前後に保てば5日ほどで孵化します。
さらに5日ほど経てば稚魚が自力で餌を食べられるようになるので、餌を与えていきます。
まとめ
アベニーパファーの繁殖には水温を25℃以上で多めの水草の水槽で、ハーレム構成にして飼育すれば卵を産んでくれると言うことがわかりましたね。
しかもオスは気性が荒いということもわかりました。
アベニーパファーの性格をわかった上で繁殖に挑戦してみましょう。