コミカルな動きが魅力的なミナミヌマエビ。
最近では、観賞用としても飼われていますね。
1~2年ほどしか生きられないという短命です。
野生だと天敵がいますから、1年くらいの寿命だと言われています。
その一方で、繁殖力があるのが特徴で、人気の品種です。
ここでは、ミナミヌマエビの産卵の時期や回数、時間について、詳しく説明していきたいと思います。
ミナミヌマエビの産卵
回数は?
一般的には、ミナミヌマエビは、水温が20℃~25℃くらいになるような春から秋にかけて産卵シーズンを迎えます。
水温にはかなり影響されるということです。
逆に水槽内にヒーターなどを使って、水温を安定させれば、1年を通して産卵しやすいということです。
1年に2回くらいはチャンスが訪れるでしょう。
時期は?
産卵のチャンスは、加温しない自然の水槽では、春と秋の2回ほど産卵するようです。
水温を20℃~25℃くらいに保った場合、1年中繁殖に適しているといえます。
かかる時間は?
ミナミヌマエビのメスの背中に白い筋が入ると、卵を産む状態にするための「脱皮」を行います。
脱皮すると、オスが近づいてくるのです。
その後、ミナミヌマエビは、2~3時間かけて、1つ1つ卵を産んでいきます。
その後メスは、おなかに卵を抱えたまま、新鮮な水を送り込んで孵化するときを待つのです。
メスは、卵を一生懸命守っているんですね。
まとめ
ミナミヌマエビは、水温を20℃~25℃に保ってさえあげれば、1年中繁殖する可能性があります。
ほかにも、条件としては、ちゃんと餌を食べて栄養をとることや水質なども重要ですが、比較的簡単に繁殖することができます。
メスのミナミヌマエビは、抱卵するとストレスに敏感なので、隠れる空間を作ってあげたり、水換えはなるべく控えて水質を保ってあげたりするなどして、対策をしてください。
水槽内で新しい命が生まれるのはとてもうれしいことですから、ぜひ楽しんでくださいね。