小さく飼育しやすいといわれているミナミヌマエビですが、体の構造はどのようになっているのでしょう。
今回は小さすぎるミナミヌマエビの体の構造についてご紹介したいと思います。
ミナミヌマエビの特徴
ミナミヌマエビは、淡水の中で生涯過ごす陸封型のエビだといわれています。
繁殖力も高く、水温や水温調整を気をつけるようにするだけでたくさんの稚エビが生まれてくるといわれています。
体の色はオスが透明で変化がないのに対し、メスは環境の変化やストレス、外敵から身を守るためなどに、赤茶色や緑、黒などにも色を変えることがあるといわれています。
ミナミヌマエビの体の構造
ミナミヌマエビの体の大きさは、3cmから5cmくらいですが、体の構造はどのようになっているのでしょう。
ミナミヌマエビの体は、細かな体節がくっついてできているといわれています。
頭部と胸の頭胸部がひっついて殻に覆われているといわれています。
頭部
ミナミヌマエビの頭部の構造は、額角、触角、顎角、足の部分になる第1から第5まであるといわれている歩角があり、ミナミヌマエビの場合は歩角が、ブラシ状の毛のような形になっているといわれています。
良く見ると泳いでいるとき小さな細かな毛がチョロチョロ動いているのが確認できると思います。
胸部
ミナミヌマエビの胸部の構造は、第1腹節から第6腹節までに分かれており、1対で構成されていますが、第6腹節にある付属肢だけは、尾っぽ部分の尾節とひっついた構造になっているといわれています。
腹肢
ミナミヌマエビの腹肢は、お腹あたりについている足で、泳ぐときに動かしているといわれています。
オスは第2腹肢内肢あたりに丸みを帯びた雄性突起があり、メスは抱卵時期になると腹肢に卵を抱いて泳いでいる姿が見られるようです。
オスとメスを見分けるときはこの腹肢を見ると分かるんですよね。
まとめ
ミナミヌマエビの体の構造についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ミナミヌマエビの体の構造は、たくさんの節で繋がれているんですね。
そして、オスとメスはお腹あたりの腹肢を見ればわかるということなんですね。