ミナミヌマエビは、観賞用として単独で飼っても可愛い小さなエビなんですよね。
そんな、ミナミヌマエビを繁殖するための温度管理や餌について調べてみました。
ミナミヌマエビとは?
ミナミヌマエビは、日本固有の品種の小さなエビだといわれています。
ミナミヌマエビは、ずっと淡水の中で生涯をおくり陸に上がってくることはないエビなんです。
池や川などの中で泳ぎまわって過ごすんですね。
大きさは、2cmから3cmと小さめのエビで、金魚や熱帯魚など他の小さな魚と一緒に水槽の中に入れて飼育する人も多いといわれています。
ミナミヌマエビの繁殖するための条件
ミナミヌマエビは他の小さな魚と一緒に入れて繁殖させることも楽しいですが、ミナミヌマエビだけを水槽に入れて観賞するのも楽しいようです。
そして、たくさん増やすためには繁殖させることが良いといわれているんです。
ミナミヌマエビの繁殖・水温調節
ミナミヌマエビの繁殖方法は、あまり複雑ではなく簡単だといわれています。
繁殖時期は、11月くらいから3月くらいの寒い時期が産卵しやすく、その時期の水温はおよそ、16℃から27℃前後の低温が最適だといわれています。
また、秋から初春以外でも16℃から27℃前後の水温がキープできるのなら繁殖が可能だといわれているようです。
ミナミヌマエビの繁殖を考えているのなら水槽内をこの水温に設定することで繁殖活動が始まるといわれているんです。
繁殖するための条件・餌
ミナミヌマエビを繁殖させるためには、水温調整ともう一つが、餌でしょう。
水槽内の水温調整が出来ていてもミナミヌマエビの体調管理が出来ていなければ繁殖は成功しないといわれているんです。
ミナミヌマエビのオスとメスが元気でなければならないためには、しっかりと栄養を摂取出来なくてはなりませんよね。
ミナミヌマエビの専用の餌というのは特にないようですが、ザリガニ用の餌やカニの餌などを細かくして与えてあげると3ヶ月から4ヶ月あたりで、オスとメスが繁殖活動を始めるようです。
繁殖に成功した後のミナミヌマエビの稚魚は、親エビとは同じ餌を食べないようで、稚魚の好物である水草や藻を水槽内に入れてあげると養分を餌としてどんどん成長するといわれているんです。
ミナミヌマエビの繁殖をさせる前に、稚魚のための水草や藻を一緒に入れておいてあげるといいですよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ミナミヌマエビの繁殖時の温度管理の方法や餌についてご紹介しました。
ミナミヌマエビの繁殖はそんなには難しくなく、温度管理と稚魚が生まれた後の餌となる水草や藻の用意をしておくと良いようですね。
手間なく、知らない間にたくさんの稚魚が育つみたいですから、初めての人にも簡単に繁殖ができるようですね。