水槽で飼うペットは、ペット禁止のアパートやマンションなどでもペットとして飼いやすいことで、人気があります。
ミナミヌマエビは水槽の中のお掃除屋さんとして人気があり、さらに繁殖をさせるのも簡単で、自然から採集してくることも比較的容易なため、稚エビから育てている人も多いです。
そこでこの記事では、ミナミヌマエビの稚魚の大きさや、成長する速さについてご案内いたします。
ミナミヌマエビの稚魚の大きさはどれくらい?
ミナミヌマエビは生まれたては、目を凝らして肉眼で確認できるほどの大きさです。
二ミリほどまで大きくなると、やっとエビの形に見えます。
ですが、実際には生まれた瞬間からちゃんとエビの形をしています。
ミナミヌマエビは1センチメートルほどまで成長すれば成体となっているので、稚エビの大きさは、1ミリ以下から1センチほどであると言ってよいでしょう。
稚エビはとても小さいため、育てるときは必ず他の魚や親エビに食べられないよう隔離して飼育するようにしてください。
他の水槽に移す時も、急な水流の変化にショックを受けないように気を付ける必要があります。
ミナミヌマエビの稚魚の成長速度は?
ミナミヌマエビは繁殖が簡単で、よい環境であればどんどん増やすことができますが、親になれるサイズに成長するまでには3か月ほとかかると言われています。
親エビのサイズは、オスで2センチメートル、メスで3センチメートルほどです。
市販されているミナミヌマエビを買った場合は、すでにある程度育っているため、もっと短い期間で成体となります。
また、ミナミヌマエビの寿命は、飼育環境にもよりますが、およそ1年ほどと言われています。
また、ミナミヌマエビはよい水質と餌を与えると成長速度もはやくなり、また大きく成長します。
水槽の水の酸素溶存量を上げるとミナミヌマエビの動きは活発になり、餌もよく食べるので成長も早くなります。
ミナミヌマエビの赤ちゃん。楊貴妃メダカの針子よりもちっさい。 pic.twitter.com/wyQupGVuQd
— komorinookite(イマちゃん) (@kazu01now) 2017年5月31日
まとめ
今回は、ミナミヌマエビの稚エビの成長についてご紹介いたしました。
肉眼でしっかり見えない時期からちゃんとエビの形をしているのには驚きですね。
ミナミヌマエビは繁殖させるのが初心者でも比較的簡単ですので、ぜひ稚エビから育てるのに挑戦してみてくださいね。