プラティは気質が穏やかなので混泳に適していると言われますが、同じメダカ目メダカ亜目カダヤシ科に属するグッピーとの相性はどうなのでしょうか？
最適な水環境は同じなのでしょうか？
卵胎生で繁殖力が強いという共通の性質を持つ２種の混泳についての情報をご紹介します。
プラティとグッピーの混泳はできる？
プラティとグッピーの混泳は基本的には可能といわれます。
同じ卵胎生メダカの仲間ですので、適している水環境も水槽内の設備も同じと考えていいでしょう。
グッピーは体の割に大きなひれで比較的ゆっくりとした動きで泳ぐため、動きの速い魚と一緒に水槽に入れるとエサを取られたりストレスを感じたりするかもしれないそうです。
また、縄張り意識が強く攻撃的な性質を持つ魚の標的になってヒレが傷つく可能性もありますので、実は混泳の相手には慎重になるべきなのですね。
その点プラティは温厚な性格といわれますので、このような心配はないでしょう。
ただどちらも繁殖しやすいため、混泳の際には十分な飼育スペースを確保しておかないと、水環境の低下も早まりますので注意が必要ですね。
また、繁殖行動としてオスがメスを追いかける習性があるのも共通で、グッピーのオスが間違えてプラティのメスを追いかけまわすといったこともあるかもしれないそうです。
プラティとグッピーに適した水質は同じなの？
卵胎生のメダカの仲間は、塩分を含んだ弱アルカリ性よりの水質を好むという説もありますが、実際にはそれほど神経質になる必要はなさそうです。
普通にカルキ抜きした水で十分対応できるようですので、同じ条件で混泳させて問題ないのですね。
まとめ
小柄で比較的ゆっくりした動きのグッピーと温厚な性格のプラティとの混泳は問題なさそうですね。
水質の好みもそれほど限定的ではなく、中性から弱アルカリ性にかけて問題なく対応できそうです。
どちらも繁殖力の強い卵胎生の生態をもっていますので、個体数が増えることによる水質の低下には十分気を付け、定期的な水の入れ換えを心掛けることが大切になるでしょう。
