ダトニオはスズキ目・ダトニオイデス科・ダトニオイデス属に分類される魚の総称です。
性質はおとなしく成長の速度が遅いのが特徴で、ゆっくりと50cm程の大型魚になっていきます。
ダトニオを幼魚から飼育するという方が多いと思いますが、幼魚の時期はどのように飼育すると良いのでしょうか?
また、餌も何を食べるのか気になりますね。
ダトニオの幼魚の飼育方法や餌について調べてみましたので、宜しければ是非参考にしてみて下さい。
ダトニオの幼魚の飼育!どうやって育てるの?
ダドニオの幼魚の飼育方法ですが、まずは飼育する為の水槽を用意しましょう。
ダトニオが幼魚の頃は60cm規格の水槽でも飼育可能ですが、最終的に50cm位に成長する為、20cmを超えた頃から90cm規格以上の水槽を用意して下さい。
ただ、幼魚の期間は60cm規格の水槽の方が飼育しやすいという意見があります。
水槽が小さいほうが水換えは確かに楽ですが、成長していくと60cm規格では対応しきれなくなってくるので、最初から90cm以上の水槽を選ぶのも良いと思います。
またダトニオは水質の悪化に結構敏感で、幼魚の頃は特に頻繁な水換えが必要です。
ダドニオは水換えのタイミングが非常に分かりやすい魚です。
なぜならば水に対する不満がある時は目が曇り、普段と違う体の色になるからです。
このようなサインを見かけたらストレスを感じている証拠ですので、すぐに水換えしてあげて下さいね。
水温ですが、ダトニオが幼魚の頃は28℃から30℃位に温度を上げて下さい。
水温を上げると成長が早くなると言われています。
ただ、水温を高くする事で酸欠になる事があるので、強めのエアレーションをかけて下さい。
ダトニオは幼魚期から他の魚と混泳が可能なのですが、ダトニオに刺激を与える事が出来る為お勧めです。
混泳の相手はダトニオと相性の良い魚を選ぶようにしましょう。
特に攻撃性の強い魚はストレスになる為、避けた方が良いですね。
ダトニオの幼魚の餌は?
ダトニオの幼魚はどんな餌を食べるのでしょうか?
ダトニオが幼魚のうちは生餌がメインとなります。
大きく立派になるには栄養価が高い生餌が不可欠で、成長スピードも速いと言われています。
生餌の種類は比較的手に入りやすいメダカが幼魚期に与える事が多いです。
ただメダカを餌として食べるのはすぐに卒業してしまいます。
一番簡単に手に入りやすいのは子赤です。
ダトニオは口が大きいので、子赤も早い段階から食べることが出来ます。
またスジエビもかなり好んで食べるようですね。
ただ、ボリューム感には欠けるので大量に投入する必要があります。
人工餌はどうでしょうか?
人工餌は栄養のバランスもよく大変便利なのですが、ダトニオには餌付けが難しいと言われています。
特に単独飼育では餌付けが極めて困難になるようですね。
その為人工餌に慣れている魚と混泳する事で、つられて餌を食べてくれるようになる場合があるようですよ。
また、味に慣れる為生餌の中に人工餌を忍ばせておくのも一つの方法です。
まとめ
ダトニオの幼魚期の育て方について説明しました。
ダトニオはストレスがかかると体の色が変化するので、その時が水換えのタイミングなのですね。水槽内をよく観察して飼育してみて下さい。
食欲が旺盛なダトニオですが、幼魚の頃から沢山の餌を食べてもらって是非大きく育てて下さいね。