ヤマトヌマエビはヌマエビ科に分類されるエビの一種とされています。
食用になることはないようですが、熱帯魚と一緒に飼育するタンクメイトとして有名なエビで、アクアリウムを持っている人殆どの人が知っていると言っても過言ではないエビとされています。
タンクメイトとは、メインとする水生生物と一緒に飼育することで、餌の食べ残しや水槽のガラス面に生えてくるコケなどを食べてくれる役割をもった生物のことを指しているようです。
そんなタンクメイトなヤマトヌマエビですが、水槽の蓋の隙間やポンプ、エアチューブなどの隙間から、ピョンと飛び出て脱走してしまうことが良くあるようです。
その飛び出しの原因について調べてみました。
ヤマトヌマエビの飛び出しは良くある!?原因と対策について!
ヤマトヌマエビは対策をしないと、水槽から良く飛び出すことが多い水生生物と言われています。
原因はいくつかあるようですが、主な原因は、ヤマトヌマエビの生態に由来するとされています。
ヤマトヌマエビは海から川へ上っていく生態を持ったエビとされ、自然のなかでは渓流のコケの生えた岩々を、軽々と超えて登っていくようです。
その生態は、アクアリウムの中でも忘れられることはなく、少しの隙間や足場を見つけては、上流を目指してジャンプしてしまうと言われています。
対策としては、水位を下げてあげたり、ネズミ返しと呼ばれるような「返し」を水槽のフチにつけてあげると良いでしょう。
最も簡単な方法は、飛び出し防止ネットと呼ばれる水槽の上蓋として使われる網状のシートがペットショップなどで販売されているので、それを利用することでしょう。
工作も必要なく、水槽のカタチにそろえてカットして、蓋をするだけなので誰でも簡単に設置できる対策と言えるでしょう。
まとめ
ヤマトヌマエビの飛び出し脱走は良くある現象のひとつのようです。
一緒に飼育している魚に追いやられたりしているわけではないので、飛び出し防止ネットや水位を下げるなどの対策を適切に行って、飛び出しを防ぐようにすれば問題ないと言えるでしょう。