ドジョウを水槽で飼育する際に注意することは、なんでしょうか?
飼っていたドジョウが姿を見せなくなったことはないでしょうか?
そういったことが起きないようにするため、必ず押さえておきたいことをお話しします。
ドジョウの飛び出し事故について!
原因とは?
飼育で一番多く発生する事故は飛び出し事故です。
ドジョウが水槽から突然いなくなったら、まず水槽から飛び出したと見て間違いありません。
ドジョウは飛び跳ねる魚です。
ドジョウはエラだけでなく呼吸のために水面に上がって口をパクパクさせることがあります。
また、お尻から吸った空気を吐きだすので、その時に勢いあまって水面から飛び出してしまうのです。
対策方法は?
ドジョウは、水から上がって呼吸する際に、飛び跳ね水槽から飛び出てしまうことがあります。
そのまま見つからなくなり、時間が経って干からびた体でみつかることもあります。
それを防ぐために、対策をしっかり取っておく必要があります。
- 蓋つきの水槽を用意する
必ず蓋付きの水槽を用意し、隙間のないようにしてください。
上掛け式のろ過装置を付ける場合は、隙間が空いてしまうことがありますが、小さな隙間から出てしまうこともあります。
必ず隙間を埋めるようにしましょう。
手作りにする方がかえって危険な場合があります。
ぴったり合うように、蓋つきの水槽をお勧めします。
- 高さのある水槽を用意する
あらかじめ飛び出すことを予測して、高さのある水槽を用意してあげましょう。
蓋があるとはいえ、蓋に頭をぶつけて脳しんとう状態になる場合もありますので45センチ以上の水槽が良いでしょう。
可能であれば60センチの水槽が理想です。
- 水位を低めにする
ドジョウが呼吸をするために上がってくる際に飛び跳ねてしまうので、あらかじめ水位を低めにして、飛び跳ねても余裕ある状態にするのが理想です。
- エアレーションに異常がないか確認する
ドジョウが水面に上がってくるということは、水中の酸素不足が考えられます。
エアレーション(いわゆるブクブク)が止まっていないか、目詰まりしていないか確認しましょう。
まとめ
ドジョウは、呼吸するために水際に上がり、その際に飛び跳ねてしまうことがあります。
対策として、水際より余裕のある水位と、飛び跳ねても危険のないよう、あらかじめ高さのある、蓋つきの水槽を用意してあげましょう。
また、水中酸素が足りないと水面に顔を上げて呼吸をするので、エアレーションに異常がないか確認しましょう。
ドジョウを長く可愛がってあげるためには、最善の環境づくりをお勧めします。