海水魚の中でも、ジョーフィッシュや遊泳ハゼ(ハタタゲハゼ等)の仲間は、水槽の僅かな隙間からでも外に飛び出してしまいます。
飛び出しに気が付かないまま、見つけた時には星になってしまうのはやはり悲しいものですよね。
ジョーフィッシュや遊泳ハゼは病気になることも少なく、かなり丈夫なので星になる時はたいがい飛び出しなのです。
そこで、今回はジョーフィッシュの飛び出し事故を防ぐ方法をご紹介します。
ジョーフィッシュの飛び出し事故を解決する3つポイント
1つ目は、「蓋をつける」これだけです!!
ジョーフィッシュは臆病な性格なのも災いして、ちょっとしたショックで驚くと水槽から飛び出してしまいます。
そして困ったことに、ジョーフィッシュはわずか1センチほどの隙間からでも飛び出すことがあるのです。
安全に飼育するためには上部を完全に塞ぐ必要があります。
ガラスやアクリル板の蓋は、濾過器や循環用のパイプがあるところは穴が空いてしまい、その隙間から飛び出してしまいます。
ホームセンターや100均で売っている「園芸用の鉢底ネット」で隙間を塞いであげましょう。
園芸ネットを使って専用の蓋を作る方もいますよ。
もしジョーフィッシュと一緒にサンゴを飼育するなら、完全に蓋で塞いでしまうのは良くないので、この園芸ネットの蓋はオススメです。
2つ目は「水位を低くすること」です。
水面が高いと少しはねただけでも水槽の外に出てしまうので、水位はMAXの位置から5センチほど下げるようにします。
ただし、これは大きな水槽での飼育の場合です。
小型水槽で水量を減らすのは水質のことを考えると心配ですから、小型水槽ならば水槽上部にアクリル板で枠を作り乗せる方法がありますね。
3つ目は「静かな場所に水槽を置くこと」です。
ジョーフィッシュは元々が臆病な生き物なので、騒音がとても苦手です。
人の出入りが多いドアの近くや外部からの騒音が入ってくる場所はできれば避けてあげましょう。
まとめ
ジョーフィッシュの飛び出し事故を防ぐために出来ることは、「蓋をする」「水位は低く」「静かな場所に置く」の3点です。
ちょっと手をかけてあげるだけで飛び出し事故を未然に防げますから、是非試してみてください!!