ドジョウは他の水槽で飼育する魚と比べ、とにかく元気がいいですね。
よく食べるまでならいいのですが、条件が悪いと暴れて、場合によっては水槽の外に飛び出てしまうなんてこともあります。
特に、水槽の水換えのときにうまくやらないと、水を換えた後に、暴れてしまうことが多いようです。
水換え後にドジョウが暴れるのは環境急変のサイン
水を換えるときですが、少しずつ少しずつ水を新鮮なものに換えるのがよいかもしれません。
一回に換えられる量として、多くて全体の3分の1くらいとみてよいでしょう。
水は1~2日ほど汲み置きして塩素を抜くか、カルキ抜きを適量入れてカルキを抜いた水道水を用意しましょう。
だいたい1週間~2週間の間隔で水を入れ換えるのですが、そこはドジョウの機嫌をみながら微調整しましょう。
そして、この水を換えたての頃がポイントです。
ドジョウはどんな環境でもしぶとく生き抜くようなイメージが強いかと思います。
実はドジョウは、環境変化には結構敏感な魚なのです。
ですので、水換えという環境を触ることを行うと、水の環境変化を敏感に感じ取るようです。
そして、環境変化が大きいと、ドジョウは驚いて、水槽内を上下に泳ぎ回り始めるかもしれません。
さらには、元の環境を求めるあまり、暴れだして、水槽の外へ飛び出すべく、ジャンプするかもしれません。
この対策として、水槽を背の高いものにし、水量を控えめにすること、あとは水槽に簡単に外れないような重ための蓋をして、外に飛び出さないようにすることが必要かと思われます。
これをせずに、気が付かぬ間に、ドジョウが外に飛び出ていて、気が付いた時には干からびてしまっていたという例もあります。
対策を施しておいて、ドジョウが環境に慣れるのを待つのがよろしいかと思われます。
まとめ
ドジョウは、多くのサイトで初心者向けで飼育しやすいとされていますが、実は環境に敏感な魚なのです。
ドジョウが暴れていることは、水換えで環境があまりにも変わりすぎた表れかもしれません。
しかし、それに対し、心の準備と対策を施しておけば、ドジョウ飼育も楽しいものになることが期待できます。