赤い尾がとても可愛らしいアカヒレはその愛らしさやほとんど放置プレイでもたくましく元気でいてくれる飼育には手軽な観賞魚として人気の熱帯魚です。
飼育鑑賞初心者向けといってもいいでしょう。
コップ一杯の水があれば、つまり水とコップ環境があれば生きられることから別名コッピーと言われるほどに生命力にあふれる観賞魚なのです。
とはいっても、近年の異常気象などから(今年の冬は特に寒さが厳しかったです)いくら丈夫なアカヒレといえどやはり冬を越せるか、体力をつける餌はないのか、気になるところです。
少しでも良い環境で過ごせるようにちょっとした気遣いを紹介したいと思います。
冬でも屋外飼育で大丈夫?
アカヒレは熱帯魚なのですが、温帯でも生きられるそうです。
日本でも太平洋側や暖冬の年なら冬超えは可能なようです。
ただ、あまりにも冷えすぎて水温が下がると弱ってしまうので、保温性のある発泡スチロールの使用がベストなようです。
凍結もしないですしね。
さらに、元気なアカヒレは驚いたり、一匹ではない時様々な事情で勢いあまって飛び出してしまうことがあるので、屋外で飼育するには水位を低く保つことも重要です。
口のすぼまった容器でもよいかもしれません。
ただ、冒頭でも言いましたが冬の間は魅力的な赤い尾を見て楽しむことが難しいのが残念ですね。
冬は餌をたくさんあげた方がいいの?
屋外で越冬もできるアカヒレですが、餌はどうしたらよいのでしょう。
過酷な環境で体力をつけるためにたくさんあげた方がよいのでしょうか。
やりすぎは冬に限らずよくないようです。
これは水質が悪くなってしまうからだそうですが、種類はメダカの餌で代用可ということで口に入る大きさならさらになんでも食べるという雑食な性質な分気をつけたいところです。
冬場は餌も減る分、体力を温存しようと活性が減るらしいので、一日で気温が最も高い時間などに餌をあげるのが良いようです。
まとめ
小さな体でそれこそコッピーと呼ばれるほどに手軽に飼育できるとされ、おまけに愛らしい姿で目を楽しませてくれるアカヒレ。
たくましい姿をなるべく長く見続けられるように飼い手も手を惜しまない支援が必要だと思います。