ディスカスを飼い始めてしばらくして、問題なく過ごしていると思っていたらいつの間にか、気付いたら餌を食べなくなっている。
なんで?
そんなことあるの?
と思った方、実は割とよくあります。
拒食症です。
拒食症とはその名のとおり、餌を食べなくなってしまう病気のことを言います。
原因はというと、ほとんどの場合、ストレスだと言われています。
目視で何の異常もないのに餌を食べない、ということならば、十中八九ストレスが原因の拒食症でしょう。
拒食症の症状があまりにも長い間続いてしまうと、ディスカスはどんどん痩せていき、最後には亡くなってしまうかもしれません。
餌をあげているのに食べないまま痩せていく姿は、見ていて痛々しくかわいそうです。
もしディスカスが拒食症になってしまったら、一体どうすれば良いのか?
拒食症の治療について解説していきます。
ディスカスの拒食症はどうやって治療するの?
ディスカスが餌を食べなくなる原因は、ほとんどの場合ストレスです。
ディスカスが拒食症になってしまったら、なるべくストレスのかからない環境になるようにしてあげることです。
一番大切なのはこれで、ここを改善するだけで拒食症が治ると言われています。
まず、ストレスの原因は何なのかを探ります。
個体差による強弱関係なのか、いじめなのか、あるいは飼育している場所が悪かったりするのか、それ以外なのか。
ストレスの要因は様々です。
ディスカス同士の関係が原因ならば、間仕切りを入れてあげたり、別の水槽に移してあげるなどの対策を取りましょう。
飼育している環境が悪い、というのは、具体的には、ドアのそばに水槽を置いていないか、明るさが急に変わる環境にしていないか、などです。
ドアのそばに水槽を置いていると、ドアの開け閉めの音や振動などで、ディスカスは驚いてしまいます。
いわば騒音問題のようなものです。
小さなことかもしれませんが、それが毎日続くと大きなストレスになってしまいます。
明るさについては、真っ暗な環境においていて、様子を見るときだけ照明でいきなり明るくしている、などです。
これもディスカスは驚いてしまいますので、大きなストレスになりえます。
まとめ
ディスカスの拒食症はストレスが原因であることがほとんどです。
ディスカスたちが感じているストレスを察し、対処することで、ストレスを取り払ってあげましょう。