ハタタテハゼといえば、そのきれいで可愛らしい見た目で人気の海水魚ですが、初心者でも飼育がしやすいことでも知られています。
白点病などを除けば病気にかかりにくく、餌に関しても選択肢もひろいので、小型の観賞魚の中ではとても長生きです。
長く生きる個体ですと、7年も生きることがあるというのですから驚きです。
しかし、ハタタテハゼはとても臆病な性格をしており、驚いたりすると勢いよく飛び跳ねるという特徴があります。
水槽外に飛び出してしまう、いわゆる飛び出し事故というものがありますが、この飛び出し事故により寿命を待たずに亡くなってしまうケースもあります。
この飛び出し事故を防止するためにはどのような対策をすればよいのでしょうか。
今回はハタタテハゼの水槽からの飛び出し事故の防止方法についてまとめてみたいと思います。
ハタタテハゼの飛び出しに注意しよう
ハタタテハゼの飛び出し事故を防止するためには、まず水槽にしっかりとふたを付けることです。
ふたのない水槽でハタタテハゼを飼うのは無謀としか言いようがありません。
たとえふたがついていたとしても、少し隙間があったりすると、そこから飛び出すこともあります。
通常よりも深い水槽を使うことで飛び出し事故を防ぐことができるという話もあります。
完全にふたができるオーバーフロー水槽などがハタタテハゼの飼育に勧められるのはこのあたりが要因です。
野生のハタタテハゼは主に暗い場所に生息しており、明るいところを嫌う傾向にあります。
そのためライトで照らされている場所だと飛び跳ねやすいです。
ですので、ライトを消すなどして暗い環境を整えてあげることで、飛び跳ねる事自体を抑えることもできます。
まとめ
今回はハタタテハゼの飛び出し事故に対する対策についてまとめてみました。
ハタタテハゼを飼育するうえで一番気を付けなければならないことはこの飛び出し事故だといっても過言ではありません。
長寿を誇るハタタテハゼが飛び出し事故が原因で亡くなってしまうのはとても悲しいことです。
そういった悲劇を防ぐためにも飛び出し事故への対策はしっかりしてほしいところです。