実は海水魚というのは淡水魚と比べてみても、とても病気になりやすいのが特徴です。
海水魚の調子がおかしかったりすると、飼い主さんはとても心配になりますよね。
もちろんフレームエンゼルも同じです。
そんな時に必要とされるのが病気の対策方法ではないでしょうか。
対策方法が分かれば、少しはオロオロしなくても済むはずです。
では、フレームエンゼルのかかりやすい病気とはどのような病気で、その病気に対しての対策法はどのようなものがあるのでしょうか。
フレームエンゼルのかかりやすい病気と対策は?
ポップアイ
魚の目が腫れてしまう症状です。
ポップアイになってしまうと、あの可愛らしい目がとても大きく腫れてしまう事もあるので、見ていてとても可哀想です。
なぜポップアイになってしまうのかというと、エロモナス菌という菌が原因です。
この菌は常用細菌なので水槽の中に潜んでいます。
この菌がフレームエンゼルの弱っている部分で増殖してしまうのです。
それが目であれば、ポップアイになってしまうという訳です。
体力が落ちている時や壁を目にぶつけてしまっている時は要注意です。
発症する確率が高まります。
対策方法としては、隔離をしてあげる事です。
隔離してあげた場所が落ち着く場所であるなら一週間程度で回復をしてくれる可能性が高いようです。
比重を下げてあげると、ストレスも下がってきて良いかもしれません。
白点病
こちらは海水魚にかかりやすい病気として有名です。
発見したらすぐに治療、水槽の環境を改善しなければいけません。
とても危険な病気と言えるからです。
銅がとても効果的とされており、こちらはアクアリウムショップで購入する事ができます。
ただし、危険性も高いので注意も必要です。
濃度だけは必ず間違えないようにしてあげてください。
濃度を間違えてしまうと、フレームエンゼルは大変危険な状態になります。
また、サンゴ、イソギンチャク、エビなどの甲殻類には使用できない場合があります。
フレームエンゼルはサンゴと一緒に飼育をする方もおられるでしょうが、サンゴと一緒に飼育している場合はなかなか使用が難しいのですね。
そんな場合は、きちんと注意書きを読んでから使用する事を忘れないでください。
まとめ
私たち人間と同じく、フレームエンゼルにもさまざまな病気がありますね。
いつまでも元気で美しいフレームエンゼルでいてくれるためにも「元気に泳いでいるのか」「食欲はあるのか」などちょこちょこ様子を見たり、水槽の中の環境に気を配ってあげる事がとても大切ではないでしょうか。