ドジョウは日本人やアジア人にとっては昔から馴染みの深い魚ですが、実は英語ではちょっと面白い名前がつけられています。
それはいったいどんな名前なのでしょうか?
ドジョウの英語での読み方、そしてなぜそんな名前がつけられたのかという理由も併せてご紹介していきたいと思います。
ドジョウの英語の読み方は?
ドジョウは古くから、その辺りの川や用水路、水田などでもよく目にすることが多かった魚で、日本以外でも中国や台湾、韓国、シベリアやサハリンなどに色々な場所で多く生息してきました。
またもともとはアジア原産の魚なのですが、現在ではヨーロッパやアメリカなどにも導入されていて、世界中で名を知られている魚にまでなっています。
さて、そんなドジョウは英語ではloach(ローチ)、 Weather loach(ウェザーローチ)、またはWeatherfish(ウェザーフィッシュ)と名付けられています。
ドジョウの英語での意味とは?
では、ウェザーローチ、ウェザーフィッシュとはどのような意味を持つのでしょうか?
ローチ単体でもドジョウを指すのですが、ウェザーは天気、フィッシュは魚を意味します。
つまり、お天気と関わる魚という意味にとれますね。
ドジョウは夜行性で主に夜間活動します。
そのためだいたい昼間は底の方でじっとしていることが多いのですが、お天気が下り坂になってくると水面あたりに出て来て泳ぎ回ったり、逆に水底の下の方に潜り込んだりするという性質があるようなのです。
この習性から天気予報がわりになるということで、このような名前がつけられたのだそうですよ。
とても面白いですね。
お天気が悪くなるということは低気圧が近づいている状態、つまり気圧が低くなってきているという状態なのですが、ドジョウは大気圧の変化にとても敏感な魚で、気圧が変化すると体内の浮き袋内の圧力が変わり、そうなると暴れまわったり、落ち着きなく動き回ったりと普段とは違った行動を起こすということのようです。
特に台風など大型の低気圧が近づいている時にはかなり暴れまわるのだそうですよ。
ドジョウを飼っている人の中には彼らのそのような行動から、ある程度天気の予想ができる人もいるようですね。
「ドジョウ天気予報」はお天気が悪くなる直前にしか参考になりませんが、そんな天気予報も楽しそうです。
まとめ
ドジョウの英語の読み方や意味についてご紹介してきましたが、楽しんでいただけましたでしょうか。
英語名からドジョウの興味深い性質を知ることができました。
どこかで水面を泳ぎ回っているドジョウ達を見かけたら、一刻も早く帰宅するか雨具を調達した方がよさそうですね。