石巻貝といえば、水槽の中のコケ等の汚れを食べ綺麗にしてくれます。

本来、岩石に付着した微細藻類でできているバイオフォルムと呼ばれるものを、歯と舌で削りとって食べます。

かなり優秀な石巻貝は、ブルドーザーのように石や壁についたコケをみるみる綺麗にして、食べ残しの餌や亡骸などの有機物も食べてくれるので、石巻貝用の餌を別途用意して与える必要もない優秀な貝です。

見た目も普通の貝なので水槽に入れておく分には問題ありません。

ひっくり返ると起き上がれずに亡くなってしまうことがあります。

そのため、転んでいるのを見つけたら、自らなおしてあげると良いでしょう。

頻繁にひっくり返るようなら弱っているので、その水槽の中の水温や水質に問題がないかチェックしてみましょう

さて、そんな石巻貝はどのくらいの量を水槽に入れるのがベストなのでしょうか。

石巻貝 水槽 数

石巻貝を水槽で飼う時の適正な数は?

もし水槽が大きくても中が綺麗でコケもなく汚れていなければ、石巻貝を購入するのに適していません。

また逆に、コケが大量にあれば石巻貝をちょっと多めに入れてあげて、コケが少なければ少なめに水槽に入れてあげれば良いと思います。

一つの水槽に何匹というのではなく、その時のコケの量に応じて石巻貝の数を調整するのが適正と思われます。

あまりにも小さい45cmの水槽とかであれば、1匹程度投入するのが良いです。

たまにエビなどを購入した際に、石巻貝も一緒について入ってくる場合もあるそうです。

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まとめ

石巻貝は水槽が大きすぎても小さすぎても活動できなくなることはないので、水槽が大きいからって綺麗になる為に石巻貝をたくさん入れても、もともとコケがなくて綺麗な水槽だったら食べるものがなくて石巻貝は亡くなってしまいます。

熱帯魚と一緒に最初から石巻貝を購入するのではなく、しばらくたって水槽の中が汚れてきたら購入し石巻貝の数もその時の汚れ具合に合わせて用意するのがベストだと考えられます。

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