スポッテッドガーを飼育する際には、体がとても堅いため、水槽の横幅はもちろん奥行きを多く必要とするようです。
では、いったいどのくらいの水槽のサイズのものが最適なのでしょうか。
スポッテッドガーに最適な水槽
スポッテッドガーを飼育するには、ガーバイクの中でもそこまで大きく成長しなく、体も上部で病気になることも少ないとされているためアクアリウム初心者でも比較的飼育しやすいと言われています。
全長は通常９０㎝ほどで、最大では１ｍの記録があるようですが、飼育下では、６０～７０㎝以下のものが多いと言われています。
目内では小型種だが大型で体が堅く、鋭い歯を持つため扱いには注意が必要であると言われています。
スポッテッドガーを飼育する際には、一般的な熱帯魚と同様に、水槽、蓋、ヒーターろ過機が必ず必要になります。
また、観賞目的である場合にはライトや底砂もあるといいようです。
小型のスポッテッドガーなら、幅９０㎝×奥行４５ｃｍ×高さ４５ｃｍの水槽でも飼育はできるようですが、狭い水槽の中での飼育は窮屈なため吻先をぶつけて吻先が団子状になったり、成長に支障が出たりする可能性があり、一度、団子状になった吻は元には戻ることはないということを飼育する際に承知しておく必要があるようです。
また、動くこともあまりできず、ストレスもかかるため長く飼育するのは難しいとされています。
水槽の奥行は、飼育している生体がＵターンできるサイズが最低とされていて、水槽は大きいほうがいいにこしたことはなく、置く場所などそれぞれの事情もあるとは思いますが、長く飼育しようと考えているのであれば、最低でも、幅１２０㎝×奥行６０㎝×高さ４５ｃｍ程度の水槽は必要のようです。
スポッテッドガーは、病気や水槽からの飛び出し事故がなければ１０年以上は生きるといわれており、１８年ほど生きたスポッテッドガーもいるそうです。
スポッテッドガーは、比較的低温で生活するそうですが、高温でも問題ないとされているそうで、一般的に適した水温は、２０～２５℃とされているそうです。
他の熱帯魚と混泳をする場合には、２５～２８℃ほどがよいそうです。
また、スポッテッドガーとはじめとするガーパイクは、空気呼吸をするため何分かおきに水面に上がっていき呼吸をするため、水槽内に空間ができるように水量を調整してあげる必要があるそうです。
そのため、ギリギリまで水を入れてしまうと、スポッテッドガーが呼吸をすることができなくなってしまうため注意が必要のようです。
まとめ
魚もストレスがたまるんですね。
確かに、たとえ金魚であってもＵターンができないような小さな水槽に入れてしまうと、窮屈そうで見ていて可哀そうに感じます。
せっかく飼育するなら、大きめの水槽で優雅に泳ぐ姿を見て癒されたいですね。
