フレアリングした姿はとてもキレイで見ているだけで癒されるベタのヒレ。
このヒレをみたい、癒されたい、とベタを飼育し始める方も多いようです。
そんな熱帯魚の中でも人気の高いベタですが、ベタを飼育しているとキレイなヒレが変色してしまったり、カビが生えてしまったりすることがあるそうです。
そこで今回は、ベタのヒレの変色やカビの原因や対策について紹介します。
ベタのヒレが変色する原因は?
ヒレが赤く変色した、白く変色したといったことがあると聞いたことがある方もいるかもしれません。
これはどういうことなのでしょうか?
一番有力と言われているのが「尾ぐされ病」という病気によるものです。
この「尾ぐされ病」はどういう病気なのかというと、カラムナリス菌の感染によって発症する病気と言われています。
「尾ぐされ病」を発症すると、尾びれが赤く充血し、その後病気が進行すると、白く変色するといわれています。
この「尾ぐされ病」はそのままにしておくと危ない状態になってしまう恐れもある怖い病気でもあるのです。
この病気の原因として考えられているのが、水質の悪化や傷などに菌が入ることが原因と言われています。
もし発症してしまった場合は、「グリーンFゴールド」などの薬で薬浴して治療することがいいとされています。
ベタのヒレにカビが生えてしまったときは?
つぎに、ヒレにカビが生えてしまったということについて紹介します。
これも病気にかかっていると考えた方がいいとされています。
ではこれはどういう病気なのかといいますと、「エピスチリス病」にかかっている状態だといわれています。
この病気は、ツリガネ虫病とも言われ、エピスチリスがヒレなどに寄生し、白い点が出来、広がり、水カビのようになるといわれています。
これも水質の悪化が原因とされています。
発症した場合は、やはり、「グリーンFゴールド」などで薬浴することがいいようです。
まとめ
以上、ベタのヒレに関する病気について紹介しました。
どちらも病気が悪化してしまうと危ない状態になりますので水質管理を徹底して、それでも万が一発症してしまった場合は、薬浴して治療することで対策しましょう。