グッピーを飼う楽しみの一つに、出産があります。
稚魚が生まれる前は、どういう対応をすれば、うまく出産されることができるのでしょうか。
また、育てる時は、どういった点に注意すれば良いのでしょうか。
グッピーの稚魚が生まれる前の注意点について
赤ちゃんグッピーが生まれると、それだけで幸せな気持ちになりますが、そのまま放置してしまえば、やがて、悲しい結果に涙しなければなりません。
立派に大人のグッピーへと育てるには、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか。
赤ちゃんグッピーを安全な環境で出産させるには、まず、産卵箱を用意しましょう。
様々なメーカーから、500円~2000円ほどの価格帯の商品が多数販売されておりますので、お好みのものを選び、用意しておきましょう。
お母さんグッピーの出産が近づいたら、産卵箱に隔離します。
そうすれば、いつ出産が始まっても慌てずに済み、また、稚魚が生まれても、他の熱帯魚からの攻撃を受けずに済みます。
ちなみに、出産が終わったお母さんグッピーは産卵箱から出して、元の水槽に戻しておくことを忘れないようにしましょう。
グッピーの稚魚を育てる時の注意点について
グッピーは、一度にたくさんの稚魚を産みます。
個体差、体格差等により異なりますが、出産する数は、初産の場合、平均して数匹~20匹、2回目の出産ならば、20~30匹程度、3回目以降は30~50匹とされています。
赤ちゃんグッピーが生まれたら、稚魚だけの水槽を用意し、そちらに隔離しましょう。
その後、稚魚にエサを与えますが、ブラインシュリンプが用意できない場合は、市販のエサでも問題ありません。
一度に食べきれるだけの量を用意して、時間を決めて与えましょう。
グッピーの稚魚は、一度に食べられる量が決まっています。
食べ残したエサは水槽に沈み、水を汚す原因になります。
エサを与える時は、量に注意して与えることをおすすめします。
まとめ
グッピーの稚魚をうまく育てるには、エサを与えることはもちろんのことですが、産まれてから1か月ほどは、1週間に1度の水換えを行いましょう。
エサや排泄物で汚れた環境では大きく育てない場合があるとのこと。
水質、水温には十分に注意して、こまめに換えることをおすすめします。