グッピーが寄生虫や病原菌によって病気になってしまったり、体力が落ちているときの治療方法として古くから知られているのは塩浴という方法になります。
グッピーを元気にしてあげるための塩浴ですが、塩浴の方法を間違ってしまうと、逆効果になってしまうので気を付けなければなりません。
なので、今回はグッピーを元気にさせてあげるために塩浴の方法や塩浴時間、効果について紹介していきたいと思います。
グッピーの塩浴の正しい方法を知ろう!
塩浴は塩を使用します。
塩の選び方も重要なポイントになります。
使用する塩は添加物の含まれていない塩だと問題なく使用することが出来ます。
塩浴に使用する塩の量ですが、1リットルあたり約5グラムの塩を入れます。
そして、塩浴をする際は水温を28℃から30℃に設定しましょう。
水槽内の水換えも重要になるので、2日から3日経ったら水槽の水の3分の1の水換えを行いましょう。
その時も忘れず塩の量を調節して、塩を入れて塩浴させましょう。
さらに塩浴中は絶食が基本になります。
もし、塩浴が長引く場合は少量の餌を与えます。
グッピーの体調が回復したのを確認したら、水槽内に入れる塩を少しずつ減らします。
急に塩を入れなくなってしまうと、グッピーに負担がかかってしまうので注意しましょう。
グッピーの塩浴の期待できる効果とは?
塩浴の期待できる効果ですが、まず寄生虫や病原菌は塩分濃度の調節機能がありません。
塩浴は塩を使用するので、水槽内で寄生虫や病原菌が生きていられない環境になるということになります。
なので、寄生虫や病原菌に対して塩浴は効果的と言われています。
さらに、塩浴の効果には粘膜再生効果が期待できます。
粘膜が再生されるので、保護能力が高くなります。
そのため、グッピーの体の表面から侵入しようとする寄生虫や病原菌から、グッピーを守ることが出来ます。
塩浴は寄生虫や病原菌を駆除し、さらにグッピーを寄生虫や病原菌から守る効果が期待できるということになります。
グッピーの塩浴は時間はどれくらい?
塩浴の時間ですが、期間としては、約1週間とされています。
もしグッピーに塩浴の効果が見られない場合は、塩浴の期間を延ばすことも出来ますが、グッピーの様子を必ず観察してから、期間を延ばすかを判断しましょう。
グッピーは体が丈夫と言われていますが、塩を多く入れて長時間塩浴させると逆効果になってしまうので、注意が必要になります。
まとめ
塩浴には、寄生虫や病原菌を駆除してくれる他にも、グッピーを寄生虫や病原菌から守ってくれる効果もあるんですね。
塩浴はとても期待できる方法だと思いました。
塩浴によって元気なグッピーの姿を見る事ができたら、安心ですね。