初心者でも飼いやすく、初めて飼う熱帯魚としておすすめのエンゼルフィッシュ。

見た目も美しいので非常に人気があります。

しかし、飼いやすいからといって病気にかからないわけではありません。

エンゼルフィッシュも生き物ですから病気にかかることがあります。

今回は、エンゼルフィッシュのお腹が膨れているのを発見したときのお話をします。

エンゼルフィッシュ 病気 腹

エンゼルフィッシュの腹が膨れているのは病気?

エンゼルフィッシュなどの熱帯魚は、水質や水槽の環境、体質によってさまざまな病気にかかる恐れがあります。

今回は、エンゼルフィッシュのお腹が膨らんでいるのを発見した場合ですが、おそらく「腹水病」ではないかと疑ってみてください。

腹水病とは、エロモナス菌という菌類が感染して発症すると言われている病気です。

感染の仕方によって出る症状が違い、ヒレや鱗などが松ぼっくりのように逆立ったりするなどの症状が出ます。

この状態は松かさ病などと呼ばれています。

いずれも、水質によってエロモナス菌に感染している場合が疑われるため、ただちに水質改善と治療が必要となります。

治療する場合は主に、水槽にオキソリン酸などで作られた薬などを溶かしてあげる「薬浴」を行います。

治療には時間がかかる場合があるので根気よく見守りましょう。

そして、すべての魚がこの方法でよくなるとは限りませんので、異常がみられたらすぐに中止してください。

また、純正のココアを水槽に溶かす「ココア浴」という治療方法もあります。

ココアの粉を食べてしまっても問題ありませんので、完全に溶かしきらなくてもよいと言われています。

腹が異常に膨れたと思ったら、目を離した隙にへこみ、次の日また膨らんだというケースもあるようですので、一度へこんだからといって、油断しないようにしましょう。

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まとめ

いかがでしたか?

今回はエンゼルフィッシュの腹水病についてご紹介いたしました。

病気になったらすぐに気づいてあげられるよう、毎日きちんとお世話をし、観察してあげましょう。

そして、病気になってから行動するのではなく、日々水質を綺麗に保ち、病気やトラブルを未然に防ぐことも大切です。

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