体に走る青と赤のラインが美しいネオンテトラは、「アマゾンの宝石」「生きた宝石」と言われることもある小型の熱帯魚です。
昔は大変高価だったものの、現在では安価で飼育もしやすいのでアクアリウム初心者さんにおすすめされるポピュラーな魚ですが、ネオンテトラはどれくらい生きられるのでしょうか?
この記事では、熱帯魚のネオンテトラの寿命についてまとめています。
熱帯魚の寿命について
魚の寿命は基本的に体の大きなものほど長く、小さなものほど短い傾向にあります。
野生下の魚の場合は寿命の前に外敵に襲われることが多いので飼育魚よりは平均寿命は短いと考えられますが調査が難しいので詳細は不明です。
飼育される魚についても寿命は飼育環境に大きく左右されますが、有名な熱帯魚の平均寿命は以下になります。
- アロワナ…10年以上
- カクレクマノミ …10年前後
- エンゼルフィッシュ…5~7年
- グッピー…1~3年
ちなみに熱帯魚ではありませんが、金魚は8~15年、鯉は20~30年と言われています。
ネオンテトラの平均寿命は?
ネオンテトラの平均的な寿命は、1~2年と言われています。
しかし、5年~6年生きる個体もいるのでネオンテトラの平均寿命は2~5年とも言われています。
ネオンテトラの寿命が早くなる要因には、安価であるため雑に扱われることも一因しているようです。
ネオンテトラを長生きさせるには?
ネオンテトラを長生きさせる最も大きな要因は、ネオンテトラにとって最適な環境を維持することです。
水温と水質の管理、遊泳スペースを確保して過密させないことと日頃の観察が長生きさせるコツでしょう。
ネオンテトラがかかりやすい病気
丈夫な部類に入ると言われるネオンテトラですが古い水には弱い面があり、水温低下でもかかりやすい病気があります。
- 白点病(はくてんびょう)
ネオンテトラが最もかかりやすい病気です。
名前の通り魚の体表やヒレなどに白点が見られる病気で、重症化すると全身が白点に覆われて衰弱してしまいます。
まとめ
ネオンテトラの平均寿命は、1~2年ですが個体差があり、5年6年と生きるネオンテトラもいます。
飼育環境に大きく左右されることもありますが、販売店の扱いによっては購入時にすでに弱くなっているものもいますので一概に言えません。